歯ブラシやフロスだけでは落としきれない汚れを強力な水流で抗い流す『ジェットウォッシャー』が人気を集めています。
しかし、口コミのなかには
- 血まみれになった
- やりすぎて痛みが出た
という方も。
本記事では、ジェットウォッシャーのやりすぎで引き起こす危険性やデメリットについて、ドルツを3年愛用するライターが分かりやすく解説します。口の中で毎日使用する機器だからこそ、安全に使うための知識を身に着けることが大切です。
本記事では、医療機関や口腔洗浄機メーカーなど信頼できる情報をもとに解説しています。
安心して読み進めてください!
(トップ画像引用:楽天)
口腔洗浄機の記事はこちら
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ジェットウォッシャーやりすぎるとどうなる?口コミを集めてみた
ジェットウォッシャーはやりすぎるとどうなるのでしょうか?リアルユーザーの口コミから実態を探ります。
血が出る
- 1番強い水力であて続けると歯茎から血が出る
- 中位の強さで使ったところ、口中が血だらけになりった
- 久しぶりにやったら口の中が血まみれになった
- 歯茎が痛んでる場合は血もにじみ出るほど
- 利用当初は痛みを感じたり血が滲んだりしたが、慣れてくるとそのような症状はなくなった
- 初めて使った時はパワーが強くて血だらけになりましたが、今は歯茎が引き締まったのか気持ち良く使用できています
Amazonの口コミレビューを見てみると、口内が血まみれになったという怖い報告も見受けられています。また、やりすぎて血だらけになるケースとは別に、初めて使ったときに「血がにじむ」こともあるようです。
据え置き型を愛用する私は、最初怖かったので10段階の1でやりましたが、血まみれになることはありませんでした。
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痛みを伴う
- 強さ1でも歯ぐきの柔らかい部分にあたるととても痛い
- レベル5で舌に当たると普通に痛い
- 使い始めはノズルの先端が振動しているのかと思うほどの激痛
- 5段階ですが4でも痛い
- 水圧は10のうち7で使っていますが唇や舌にあたると痛い
- 威力強めだと内頬に当たって痛いので低めの威力から試した方が良い
- 舌や歯茎以外に当たったときはかなり痛い
- 40℃くらいのお湯でやると気持ち良いですが冷水でやると結構痛く感じる
- 水圧が強すぎてびっくりしました。痛くて1番弱いモードにしましたが使用開始10秒ほどで銀歯が取れてしまいました
ジェットウォッシャーを使用して「痛みが出た」という声も一部で見受けられています。痛みに関しては水圧の強弱に関係なく、弱い水圧でも傷みを感じている方もいるようです。
また、痛みの出やすい場所は以下のとおりです。
- 歯ぐき
- 舌
- 喉
- 内頬
ユーザーの中には、冷たい水で痛みを感じる人や、水流で銀歯が取れてしまった人もいるようです。
ジェットウォッシャーにデメリットはあるの?
食べかすを水の力で簡単に洗い流してくれるジェットウォッシャーにはデメリットがあるのでしょうか?購入後に後悔しないためにも、デメリットを把握しておくことが大切です。
こちらの章ではジェットウォッシャーの10個のメリットについて、愛用者の目線から詳しく解説します。
デメリット①水圧の強度によっては血が出る
口コミから分かるように、一部の利用者からはジェットウォッシャーの使用により出血が報告されています。
庄内歯科では、以下のような見解です。
ウォーターピックは初めは歯茎から出血する場合があります。出血があるぶぶんは歯周病か歯肉炎で歯茎が腫れている部位と思われますが、1週間ほどで出血は止まります。
(参照:庄内歯科)
特に、初めて使用する方に出血症状が見られているため、弱い水圧から慣らしていきましょう。
デメリット②痛みを伴うケースがある
私も初めてジェットウォッシャーを使用した時、水圧の強さに驚きました。お恥ずかしながら、顔や服が水びたしになりました。
ジェットウォッシャーは10段階の水圧調整ができるタイプもあり、水圧が強いほど汚れをキレイに落とせるというメリットがあります。しかし、強すぎる水圧は歯茎を傷つけ、痛みを伴うケースがあります。
アリビオ矯正歯科クリニックでは、以下のように注意喚起をしています。
水圧が強いほど汚れはキレイに落ちますが、水圧が高すぎると水が歯茎に強くあたり、痛みが生じることがあります。お子様も一緒に使うのであれば、水圧は低めにしておいたほうがよいでしょう。
(参照:アリビオ矯正歯科クリニック)
デメリット③水が飛び散り洗面所が水びたしになる
水が飛び散る問題は、筆者も経験済みです!
ジェットウォッシャーは使い方に慣れるまで、思わぬ方向に水が飛び散り、服や床、洗面台が水浸しになるケースがあります。しかし、操作に慣れてくれば洗面台を汚すことはありません。
水の飛び散りが気になる方は、水圧を弱めに設定しましょう。また、水の飛び散りを気にせず使いたい方は、お風呂で使える防水機能を搭載したモデルを選びましょう!
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デメリット④音が大きい
音問題もレビューで多く見受けられます。強力な水流を発するジェットウォッシャーは、それなりに音も出ます。
口コミでは、
- ラジコンの音
- 電動泡立て器の音
- ドライヤーより大きい音
などと表現されていました。
大容量タイプの据え置き型は、1度の給水で最大3分使用できるため、深夜や早朝での使用は注意が必要です。音が気になる方は、1回の給水で35秒と短時間で使用できる電池式ポータブルモデルがおすすめです。
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デメリット⑤カビが生える
ジェットウォッシャーに残った水滴を放置していると、カビなどの汚れの原因になります。そのため、使用後はタンクやノズルの水滴を拭き取り、乾かす必要があります。
メンテナンスが面倒な方は、高い製品を購入しても持続しなくなるケースもあるため注意が必要です。据え置タイプはタンクの容量も大きいため、カビが生える場所も多くお手入れにも時間がかかります。
以下の記事では、カビが生えやすい場所を画像付きで紹介しています。
関連記事:【画像で解説】ドルツのジェットウォッシャーカビが生えやすい場所と解決策
小型のコードレスモデルであれば毎日のメンテナンスもそれほど面倒ではないため、ずぼらさんにもおすすめです!
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デメリット⑥置き場所に困る
ジェットウォッシャーは、
- ポータブルモデル
- コードレスモデル
- 据え置き型モデル
など、大きさによってタンクの水の容量や水圧も異なります。ポータブルモデルやコードレスモデルでも水を入れる必要があるため、電動ブラシよりサイズは大きくなります。
さらに、据え置きモデルは、ホースの長さも限られているため、洗面台周りに設置しなければなりません。そのため、購入前には設置場所をしっかり確認しておきましょう!
ドルツでは、設置面積がスリムな大容量タイプのモデルもあります!
見た目もシックなデザインなので洗面台にもよく馴染みますよ!
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デメリット⑦水がすぐになくなる
コンパクトモデルやポータブルモデルを購入した人の中には、大容量の据え置きモデルにしておけばよかった!という声が多く見受けられています。据え置き型は最大600mLの給水が可能です。
コンパクトモデルは最大でも200mLの給水量となるため、上下左右、奥歯、歯の裏側、歯周ポケットなどしっかりケアしたい方には物足りないかもしれません。結局、何度も水を補給する手間がかかるため、面倒になり続かなくなる可能性もあります。
私は据え置き型ですがタンクを毎回満タンにして、水がなくなるまでケアしています!
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デメリット⑧誤飲のリスクがある
デンタルフロス専門会社の「OKAMURA」では、誤飲のリスクを提示しています。
子どもや高齢者の場合、ジェットウォッシャーの水で誤飲してしまうリスクがあります。
高齢者の方は嚥下能力が落ちている方も多いので、介護用としてジェットウォッシャーを使うことはおすすめしません。
(参照:OKAMURA)
高齢者の方にジェットウォッシャーをプレゼントする場合は、注意が必要です。
デメリット⑨歯磨きや歯間ブラシの代用にはならない
ジェットウォッシャーは歯磨きやフロスでは落としきれない汚れを、水流で洗い流してくれる便利な商品です。しかし、口腔洗浄機は、
歯磨きの補助的な役割にすぎません。
スギヤマ歯科医院では、ジェットウォッシャー単体での使用は推奨していません。
ジェットウォッシャーは、口の中の隅々まで高圧の水流で洗浄することはできても、固まった歯石やしつこいプラークを完全に落としきることは難しいため、単品での利用はおすすめしません。
プラークは基本的には歯間ブラシや歯ブラシによるブラッシングによって物理的にこする力でないと落ちません。
(参照:スギヤマ歯科医院)
ジェットウォッシャーを単体でしても正しい口腔ケアはできないため、歯磨きや歯間ブラシ、フロスを併用して口内環境を整えましょう!
デメリット⑩歯茎が後退するリスクも
ジェットウォッシャーのやりすぎで歯茎が下がるのでは?と心配している方もいるでしょう。
以下の記事でも、歯茎が下がる症状を検証しています。
関連記事:意味ない?ドルツジェットウォッシャーの口コミ徹底比較!歯茎下がるって本当?
誤った使い方をしている場合や歯茎が弱い方は注意が必要です。スギヤマ歯科では以下のような見解です。
水流の強さ加減を間違えると歯茎や歯肉に過度なストレスをかけてしまい、歯茎の後退につながる危険性もあります。また知覚過敏などで水が歯にしみる時には痛くて利用することができない場合があるため、注意が必要です。
(参照:スギヤマ歯科医院)
ジェットウォッシャーのやりすぎは歯茎や歯肉に負担を与えます。正しい使用方法を守りましょう。
ジェットウォッシャーに関するよくある質問
ジェットウォッシャーに関するよくある質問に、医療機関の見解を交えてお応えします。
ジェットウォッシャーは毎日やってもやりすぎにならない?
A.ジェットウォッシャーは1日に何回という決まりはありませんが、やりすぎは禁物です。デンタルフロス専門会社の「OKAMURA」では以下のような見解です。
歯茎の状態により使用頻度を調整すべき
ジェットウォッシャーは毎日使っても問題ありません。しかし、歯茎の状態が良くない場合は、使用頻度を調整することをおすすめします。歯茎の状態の判断基準としては、歯間ブラシやフロスを使用した時に出血するかどうかです。
(参照:OKAMURA)
歯茎の痛みや出血が気になる方は、一度歯科医院で診てもらいましょう。
ジェットウォッシャーを使う度に出血している方は、水圧が調整できるジェットウォッシャーがおすすめです。
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フロスの代わりにウォーターピックを使ってもいいですか?
A.プラークは機械的な刺激でしか除去できないため、ウォーターピックなどの口腔洗浄機の水流では取り切れません。そのため、フロスのような機械的に取るツールのかわりにはなり得ないと考えます。(参照:蕨歯科クリニック)
ジェットウォッシャーはいつ使うのが理想的?
A.公式のPanasonicのサイトでは、東京医科歯科大学の水口教授によるアドバイスが掲載されています。
- 歯ブラシで磨く前に食べかすを流す
- 歯ブラシとデンタルフロスの後に遊離したプラークを洗い流す
このように、歯ブラシ前と後の2度使いを推奨しています。(参照:Panasonic)
まとめ
ジェットウォッシャーのデメリットを愛用者目線で10個解説しました。カビ問題や音、水の飛び散りなど使ってみて初めて感じるデメリットも多くあります。
ドルツの水の強度はかなり強く、試しに汚れた歯ブラシを掃除してみたら、高圧洗浄機か!ってくらいきれいになりました。デメリットは使い続けていくうちに解消されるものや、自分の使用目的に合った商品選びができれば回避できるでしょう!
ぜひ、自分にあったモデルを購入して、快適な口内環境を維持しましょう!ご覧いただきありがとうございます。