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急激な体重減少ってどれくらいの期間に何キロ減少すること?

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「よく食べているのに体重が減少する」

「今まで着ていた洋服がゆるくなった」

このような急激な体重減少が起こると、「もしかして何かの病気?」と心配になりますよね。今回の記事では、どれくらいの期間に何キロ減少すると、急激な体重減少につながるのかを具体的に解説します。

  • 急激な体重減少が及ぼすリスク
  • 医師に相談する目安

が分かる記事になっているので、もしかして痩せすぎなのでは?と不安な方は、参考にしてみてください。

(本記事はインターネットの情報を収集・精査したものであり、あくまでも執筆者個人の見解によるものです。診断・治療行為ではありませんので、診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめします。)

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急激な体重減少ってどれくらいの期間に何キロ減少すること?

生命を維持するために食べ物から摂取したエネルギーよりも、消費カロリーが上回ったときに「急激な体重減少」が起こります。ダイエットによる体重減少ではなく、いつも通りの食事をしているのに、体重が急激に落ちている人は要注意

具体的な体重減少の数値目安

体重減少の目安は、6ヶ月で5%以上または1年で体重の10%以上が減った場合です。具体的に何キロ減少かというと、

具体例

50kgの人…6ヶ月に2.5㎏、1年で5kgの体重減少
60kgの人…6ヶ月に3kg、1年で6kgの体重減少

このような場合が危険な目安となります。

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何キロ減少したか分からない人の体重減少の目安

普段から体重を測る習慣がない人、以前の体重が何キロだったか把握していない人は、以下の症状を目安にしてください。

  • 食欲がわかない日が続く
  • 履いているズボンのベルトがゆるくなった
  • いつも通りの食事を摂っていても疲れやすい
  • 不眠の症状がある
  • 食事制限や運動制限してないのに身体の不調が続く

上記を目安にして、体重変化が起きていないかチェックしてみましょう。

急激な体重減少が起きる3つの原因

ここまでは、体重が何キロ減少すると危険な痩せ方になるのかを解説しました。急激な体重減少を引き起こす原因について、詳しく解説していきます。

①摂取エネルギーの減少

急激な体重減少を引き起こす原因は、

  • ダイエット目的で意識的に減る場合
  • 食欲不振で偶発的に起こる場合

が考えられます。ダイエット目的なら「あと何キロやせよう!」と、ある程度体重のコントロールが可能ですが、偶発的に体重が減っている場合、意図しない体重減少が起きている可能性があります。

急な体重減少は、食欲不振、腹痛、下痢などの体調不良を引き起こし、本来必要なエネルギーを食事から摂取できない状態。そのような状態が続いている人は、危険な病気が潜んでいる可能性があるため、注意が必要です。

また、自分の歯で上手く噛めないといった咀嚼や嚥下障害がある高齢者も、栄養不足を招きます。体重がどれくらい減っているか、何キロ減少したかで判断するよりも、不調が続いていて食事ができなくなっている場合は、すぐに医師へ相談しましょう。

病気についての詳しい情報は、次章の「急激な体重減少のリスク」の中で詳しく解説します。

②エネルギー消費の増加

きちんと食事を摂っているのに体重が減っている人は、エネルギー消費の増加が原因です。通常の運動であれば問題ありませんが、激しい運動は体内の栄養をエネルギーとして利用するため、栄養素が不足し体重減少を引き起こします

激しい運動をすると、

  • 疲れやすい
  • 睡眠障害
  • 集中力の欠如
  • 心拍数の上昇
  • 血圧上昇

といった全身の倦怠感が表れます。趣味でスポーツを始めた、体を動かす仕事に転職した人は、今までより消費するエネルギーが増加しているため、体重変化に気を付けましょう。

③薬の副作用

食事制限や激しい運動をしていないのに、体重減少がみられる場合は、抗生物質、痛み止め、抗うつ剤といった薬の副作用が原因の可能性も。一部のハーブ製品、市販薬の副作用だけではなく、薬物の乱用も体重減少の原因になります。

急激な体重減少のリスク

コンテンツ

意図しない体重減少には、さまざまな病気が潜んでいます。急激な体重減少のリスクについて詳しく説明します。

悪性腫瘍(がん)

「食欲がわかない」ことが原因で急激な体重減少が起きている場合、悪性腫瘍(がん)の可能性があります。「がん」にかかると、およそ30〜80%の人が痩せてしまうと言われています。

特に、

  • 食道や胃、大腸、膵臓、肝臓、胆道にできる「消化器がん」
  • 鼻・副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、唾液腺、甲状腺にできる「頭頸部癌」

このような場合は、70〜80%の高い確率で体重が減少します。

がんに罹患すると、

  • 抗がん剤や放射線治療の副作用
  • がんに対する精神的な不安症状
  • がんによる痛み

これらの症状に伴い、食欲低下をもたらします。

また、がん患者に多く見られる合併症の「悪液質(あくえきしつ)」も体重減少にみられる原因のひとつ。がん細胞がつくり出す「サイトカイン」が放出され、体中に炎症が広がり代謝機能が衰えて「食べられない」状態になります。

このサイトカインは、何もしなくても筋肉やエネルギーが消費され、急激な体重減少が起こる要因とされています。がんによる体重減少は、がんが進行してから現れることが多いので、すぐに医師の診断を受けましょう。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。体の免疫機能に異常が起こることで発症し、男性よりも女性に多く見られます。

バセドウ病の場合は、食欲が旺盛でよく食べるのに体重が減るといった特徴があります。甲状腺異常があると新陳代謝が活発になり、エネルギー摂取量と消費のバランスが崩れます。

体重減少のほかにも、

  • 脈拍が早い
  • 動悸・指の震え
  • 異常に汗をかく
  • 疲れやすい
  • イライラする

といった症状もバセドウ病の可能性があるため、「どれくらい痩せた」と体重だけで病気を判断するのは危険です。

糖尿病

糖尿病はインスリンの代謝障害で、その結果として血糖値が高くなる病気です。肥満のイメージが強い糖尿病ですが、進行すると体重減少につながります。

糖尿病は、インスリンの分泌が極度に低下し、進行すると体内の脂肪や筋肉のタンパク質をエネルギー源として分解し、食べていても痩せてしまう身体になります。糖尿病は以下のような症状もあります。

  • 口の渇き
  • 飲水が増える
  • 尿の回数が多い
  • 視力が低下する
  • 暗い時と明るい時の見え方が違う
  • 傷が治りにくい
  • 手足の感覚が鈍い

これらを放置すると昏睡や死に至ることもあるので、すぐに病院を受診しましょう。

胃腸の疾患

  • いつもお腹が張っている
  • すぐにお腹がいっぱいになってしまう

このような方は胃腸疾患の可能性があります。胃や十二指腸に腫瘍ができると、十分に栄養を吸収することが難しくなります。

食欲不振、腹痛、吐き気、嘔吐、逆流、便通異常

このような症状が続く場合は、医師に相談しましょう。

うつ病などの精神疾患

うつ病などの精神疾患は、緊張や不安といった精神的ストレスが続いて発症すると言われています。脳の神経伝達物質が正常に機能しなくなり、消化吸収を促進する副交感神経の働きが抑えられて食欲が低下します

社会的孤立や、経済的困難な状況もうつ病要因のひとつ。独居状態で、食欲に対する意欲が湧かずに気が付いたら体重が減っていたケースもあり、近年では高齢者の急激な体重減少も増えています

医師に相談する目安

体重がどれくらい減ったと自己判断するのではなく、上記にあげた病気の症状がある場合は、できるだけ早く内科や消化器内科を受診しましょう。神経性食欲不振症の場合は、心療内科に相談してください。

一方で、

「夏バテで食欲が落ちて食事量が減っている」
「ダイエット効果が出て体重が減少した」

このような明確な原因があり、体重減少が緩やかな人はすぐに医療機関を受診する必要性は低いと言えます。

急激な体重減少を防ぐ方法

急激な体重減少は、日常の生活の中で防ぐことが可能です。具体的な方法を解説します。

普段から体重測定を心掛ける

消化吸収の状況や体力の状態を判定する上で、毎日の体重測定は必須です。測定をこまめにしていない人は体重変化に気が付きにくいため、普段から正しい方法で体重測定を実施しましょう。

体重は、「毎日同じ時間」「同じ条件」で計測すれば、正確なデータが得られます。体重測定は、朝の排尿した直後の体重がおすすめ。

食後や入浴直後、スポーツ後の測定は安定した数値が得られないため、気を付けてください。

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自分のBMI値を知ろう

体重と身長から算出される「BMI値」は、肥満や低体重(やせ)の指標になります。BMI値は国際的に用いられる体格指数です。

計算式は以下の通り。

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

身長60kg・体重60k場合

60(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=23.4(BMI値)

Ke!sanサイトでは、身長と体重を入力するとBMIを自動計算してくれるシステムがあります。(参照:ke!san

BMIの目安

BMIの体格指数は以下の通りです。

(画像:日本肥満学会

BMI値が18.5kg/㎡をきると痩せ体質、つまり低体重となるので、自分のBMI値を把握しておきましょう。

生活習慣の見直し

1日に必要なエネルギー量は、

成人女性の場合…1400~2000kcal

成人男性…2200±200kcal

が目安となります。(参照:農林水産省

間違った食生活

  • 疲れて何も食べずに寝てしまう
  • 自分の好きなものしか食べない
  • 肥満を恐れてカロリー摂取を控える
  • 無理なダイエットを続けている

このような間違った食生活は、身体の栄養バランスにも影響を及ぼします。半年で体重の5%が減ってしまっている方は、1日の食生活の見直しをしてみましょう。

適度な運動をする

ストレッチやウォーキング、ラジオ体操、踏み台昇降など適度な運動を生活に取り入れることで、急激な体重減少の予防になります。

めりも

過度な運動は避け、自分の体調に合わせて取り組んでくださいね。

適度な運動はストレス解消できるだけではなく、免疫力を高めて風邪予防も期待できますよ。

ストレスを溜めないようにする

急激な体重減少を引き起こさないためには、適度な運動をする、新たな趣味を見つけるなど、自分に合ったリラックス法を取り入れストレスを溜めない生活が大切です。

  • 40度のぬるめの湯船にゆっくり浸かる
  • 寝る前に軽いストレッチをする

このような方法もおすすめです。

めりも

寝る前のストレッチは、副交感神経が優位になり、深い眠りにつけますよ。

老人性うつ病や認知症を発症した高齢者にも、体重減少が見られます。ご家族はおおらかな気持ちで接し、テーブルの位置や食器を変えてみるなど、食欲を引き出すきっかけを作るように工夫しましょう。

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過度なダイエットは控えて!

急激な体重減少を調査していると、「日本人の女性は痩せすぎ」という言葉を見かけます。最近はコロナ禍で太った人も多く、16時間断食やおうちでできる巣ごもりダイエットが話題にあがっています。

めりも

でも、街へでかけるとふと思うのです。みなさんダイエットするほどではない!と。

平成29年の「国民健康・栄養調査」の結果、20〜50歳女性でBMI18.5kg/㎡未満の痩せ体質の割合は、どの年代でも10%を超えており、特に20代では21.7%と増加傾向にあります。(参照:厚生労働省平成29年「国民健康・栄養調査」日本人は先進国でありながら、20代女性の5人に1人は痩せすぎであり、世界から見てもやせ型国民が多い国という印象なのだそう。

過度なダイエットは、

  • 骨粗しょう症
  • 月経不順
  • 貧血
  • 摂食障害

などのリスクも高まり、低体重児、早産など次世代への悪影響も心配されています。BMI値を18としたモデル体型を目指す「シンデレラ体重」といった呼び名もあります。

しかし、このような若い女性の行き過ぎた痩せ願望は、とても危険です。絶食などの極端なダイエットや食事制限は控えましょう。

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まとめ

「急激な体重減少ってどれくらいの期間に何キロ減少すること?」というテーマに沿って、解説しました。急激な体重減少ってどれくらいの期間?に対する答えは、「6ヶ月で5%以上または1年で体重の10%以上の減少」が起きた場合です。

急激な体重減少は、

  • 悪性腫瘍(がん)
  • 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
  • 糖尿病
  • 胃腸の疾患
  • 精神疾患

など、さまざまな病気へのリスクが高まります。急激な体重減少を防ぐには、ストレスを溜めない生活を心掛け、適度な運動を取り入れて生活習慣を見直すことが大切です。

特に筆者が心配しているのが「若い女性の痩せすぎ問題」です。どれくらい痩せたらシンデレラ体重になれる!という考えは危険すぎます。

BMI値で自分の適正体重を知り、正しい生活習慣を定着させて健康的なからだを手に入れましょう!

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