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月経カップは死亡リスクがあるって本当?やめたほうがいい?

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「お肌が荒れないから快適!」
「繰り返し使えてコスパもいい」 

ナプキンやタンポンに代わる最新の生理用品として、注目される「月経カップ」。死亡リスクや、やめたほうがいいという情報がネット上にあるのをご存知ですか?

めりも

毎月やってくる憂鬱な生理、少しでも快適に過ごしたい人のために、今回は月経カップを徹底調査します!

この記事で分かること

  • 月経カップの使い方
  • 月経カップがおすすめの人
  • 使用者のクチコミ
  • 月経カップのデメリット
  • 使用上の注意点
  • 月経カップやめた方がいい人は?

使ったことがある人も、これから使ってみようと思っている人も、ぜひ読み進めてみてくださいね!

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月経カップとは

月経カップは、膣内に挿入しカップの中に経血を溜める生理用品です。生理用ナプキンやタンポンに代わる第三の生理用品としてアメリカで1937年に開発されました。

1950年代に普及し始め、現在では欧米を中心に製造、販売されています。日本ではまだ馴染みのない商品ですが、海外では使用率、普及率ともに高い商品です。

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月経カップの使い方

綺麗に洗った手で月経カップを小さく折りたたみ、膣に挿入したら手を緩めます。シリコンの弾力で元の形に戻り、膣の形にフィットします

溜まった経血を取り除く時は、取り出し用の持ち手をたどってカップの底を掴み、カップを左右に優しく動かしながら抜き取ります

めりも

初めての方は、少しコツがいるかもしれません。

月経カップの使用時間

月経カップは商品によって差はありますが、平均して10~12時間の装着が可能です。使用時間が4~8時間のタンポンに比べると、長時間継続使用できるメリットがあります。

また、自分で洗って繰り返し使えるので、環境にも優しくエコな商品です。 

耐久性は?

月経カップは適切に洗浄しきちんと保管すれば、最大10年間使用できます。医療用のシリコンやゴム、ラテックス製の製品が多いため、安全性の高い生理用品です。

月経カップは「煮沸消毒」が必須

月経カップを清潔に使うためには、「煮沸消毒」が必須です。煮沸消毒は、以下のタイミングで行います。

  • 新品の月経カップを使う時
  • 月経期間が終わった後 

煮沸消毒の方法

【火を使う場合】
鍋に水を入れ沸騰後、月経カップを入れて10分間煮沸

【電子レンジ】
耐熱容器にカップを入れ水に浸したら、電子レンジで5分間煮沸

間違った方法で行うと汚れや雑菌が入りやすくなるため、商品の使用説明書をよく読み注意して行いましょう。自宅の鍋での消毒に抵抗がある人は、煮沸消毒用に小さめの鍋を用意しておくと安心です。

最近では、電子レンジ用の専用スチーマーも発売されています。月経カップのお手入れグッズはこちらの記事で紹介しています。

月経カップが買える場所・価格

現在ではAmazonや楽天市場などのネットショップだけではなく、

  • ドラッグストア
  • イオン
  • ドン・キホーテ

といった実店舗での取り扱いが増えています。

相場価格:およそ2,000~5,000円台(参照:Amazon調べ

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月経カップがおすすめの人

  • 生理中にナプキンかぶれを起こす人
  • 経血量が多い人
  • 生理中のニオイ問題を気にしている人
  • 生理中でもスポーツを楽しみたい人
  • 夜漏れを気にせず、朝までぐっすり眠りたい人
  • 生理中のワンオペお風呂のママさん
  • 接客業など頻繁にトイレに行けない環境の人

月経カップは、不快なナプキンのムレや肌荒れに悩む女性にぴったりの商品です。生理中のニオイは、経血が空気に触れて雑菌が繁殖して発生します。

そのため、月経カップを使用すれば、生理中の気になるニオイも軽減できます。また、生理中、どうしてもお子さんをお風呂に入れなければいけないママさんにもおすすめ。

めりも

経血が子供の目に触れる心配がなく、衛生面も安心です。

使用者のクチコミ

メリットの多い商品ですが、ハードルが高いと感じる人も。実際の使用感について、ネット上のクチコミを集めました。

いいクチコミ

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マイナスクチコミ

ガールズチャンネルでは、以下のようなネガティブなコメントもありました。

ガールズチャンネル

「カップを外す時に手も服も血だらけになりそう」

「キッチンで消毒するの?不衛生だよね」

「公共のトイレでカップを出し入れするのに抵抗がある

「タンポンさえ怖い私には難易度が高い

「万が一外れたらと考えると怖くてつけられない

月経カップのデメリット

「快適になった!」「もっと早く使っておけばよかった!」という声がある一方で、ネガティブな意見も散見されました。こちらの章では、クチコミをもとに月経カップのデメリットについて詳しく解説します。 

慣れるまで時間がかかる

Twitterのクチコミにもあるように、実際に膣の中に月経カップを入れるのに恐怖感がある人も。月経カップの挿入や取り出し方はコツがいるため、慣れるまで時間がかかります。

正しく装着しないと漏れたり、取り出せなくなったりする可能性もあるので注意しましょう。

消毒が面倒

月経カップは正しく消毒し、きちんと管理しなくてはいけません。ナプキンやタンポンなど使い捨ての生理用品に慣れている人には、わずらわしさを感じる場合もあるでしょう。

消毒なしで使用するのは危険な行為です。細菌感染による重大なリスクも生じます。

気軽に試すには高い

ナプキンが数パック数百円から購入できることを考えると、月経カップは5,000円ほどの初期投資が必要です。長い目で見るとコストパフォーマンスが良いのですが、気軽に試すには高い点がマイナス要因です。

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外出先での交換が不安

外出先で溜まった経血を出したい場合、手洗いシンクがないトイレでは衛生面に不安を感じてしまうでしょう。また、手や洋服を汚してしまう心配も。

月経カップ用の入れ物や、除菌シートを持ち歩かなければならず、荷物が増えてしまい手軽さを感じないこともあるようです。

完全に漏れないとは言い切れない

膣の形や大きさ、経血量は人によって異なり、カップが身体に合わず漏れてしまう場合も。完全に漏れないとは言い切れないため、激しい運動をする人はナプキンの併用が必要です。

取り出せないトラブルも

ネットで調べていると、

  • 月経カップの内側が真空状態になってしまい、自力では取れなかった
  • 持ち手の部分が膣の奥に入り取り出せなくなった

このように、産婦人科に駆け込んだ方の体験談がいくつかありました。自分に合った大きさや、正しい使い方をしないと、このようなトラブルにつながります

出産後はサイズが合わない

SNSでは、産後サイズが変わっていたという声も見受けられています。女性の身体は妊娠と分娩によって膣管が広がり、骨盤底筋が緩みます。

また、ホルモンバランスが安定していない産後の生理は、経血量も不安定になる場合も。産後に使用する時は、カップの大きさや使うタイミングにも気を付けましょう。 

死亡リスクがある?トキシックショック症候群

ここまでは、月経カップのデメリットについて解説しました。間違った使い方をすると、さまざまなトラブルにつながります。

その中でも特に注意して欲しいのが「トキシックショック症候群」です。トキシックショック症候群とは、バクテリア黄色ブドウ球菌が創り出す細菌性毒素によって引き起こされる疾患

海外では年間に2~3名の死亡が報告されています。

トキシックショック症候群の事例

2019年フランスで、36歳看護師が月経カップによるトキシックショック症候群を発症し、両足と手の指関節を18カ所切断 

2012年24歳のアメリカのモデルが、生理中に使用したタンポンが理由で右足を切断

2020年1月ベルギーの17歳の女性がタンポンによるトキシックショック症候群で死亡

海外では月経カップやタンポンの間違った使用により、トキシックショック症候群が多く報告されています。中には死亡した事例もありました。

日本では、タンポンを使用していた44歳の女性が、問診でトキシックショック症候群が発覚したケースもあります。(参照:J-STAGE

トキシックショック症候群は男性、女性問わずかかる疾患ですが、月経カップやタンポンが原因で、発症リスクが高まることが分かっています。

【月経カップによる発症リスク】

  • 経血を捨てずに長時間使用した場合
  • 装着時、手の細菌が直接膣に入り込む
  • 正しい煮沸消毒ができていない
  • 長期間の使用によるシリコンの劣化

発症リスクについてはタンポンの方が高い傾向です。しかし月経カップが原因で、両手と足の関節を切断するという最悪の事態に陥る可能性もあります。

月経カップに関する注意点

身体に合わない月経カップを使用していると、トラブルや死亡リスクにつながるため、正しい商品選びが大切です。この章では、月経カップに関する注意点をまとめました。

【商品選び】

月経カップは医療機器であり、国から販売許可を受けないと販売できない仕組みです。個人輸入やメルカリなど、製造元が分からない月経カップの購入はおすすめしません。

  • 自分の経血量に合ったものを使う
  • 安全性が証明されている医療用シリコン製の商品を選ぶ

許可のない月経カップを使って身体に異変が起きた場合、日本の法律による庇護が受けられません。ネット販売では許可を得たように偽った詐欺業者もいるため、購入するなら日本製がおすすめです。

日本製のソフィ「ソフトカップ」は、品質保証された医療用シリコンを使用しているので、安心して使用できますよ。

初心者の方におすすめの月経カップは、以下の記事で紹介しています。

ランキング記事はこちら

【使う時の注意点】

月経カップを使う時の注意点は、以下の通りです。

  • 生理中ではない時に使用しない
  • 長時間の使用はNG
  • おりもののために使わない
  • 挿入する前には必ず石鹸で手をよく洗う
  • 爪の長い人、ジェルネイルでパーツが付いている人は注意
  • 連続使用を避け、ナプキンと交互に使う

死亡リスクやトラブルを防止するため、正しい方法で使用しましょう。トキシックショック症候群は早期発見し、適切な治療を受ければ死亡リスクは減少します。

少しでも身体に異変があれば、すぐに医師に相談してください。

ゴムアレルギーの人は注意!

月経カップの多くは人体に安全な医療用シリコンを使用していますが、ラテックスが含まれている製品もあります。

ラテックスは天然ゴムを使用しているため、ゴムアレルギーの人は注意が必要です。

皮膚のかぶれや赤みなどの症状が出た場合は、すぐに産婦人科に行きましょう。

月経カップやめた方がいい人とは?

ネット上には、月経カップを使用している人から「やめたほうがいい」という忠告も。

くちこみ

「災害時は水洗いが難しいからやめたほうがいいんじゃないかな?」

「タンポンで抵抗なく使える人は買っていいと思うが、タンポンでも怖い人はやめたほうがいいと思う!」

「月経カップを使うと自分の経血がもろ見えるから、苦手な人はやめたほうがいい」 

洗浄する場所がない災害時は、清潔に管理するのは難しいため、月経カップの使用はやめたほうがいいでしょう。生理の血を見るのが怖い、経血が苦手な人もやめたほうがいいかもしれません。

次のような人は、使用を控えましょう。

  • 産後6週間未満の人
  • 子宮下垂や子宮脱がある人
  • 性交渉経験がない人

出産経験や性交渉経験のない方は、膣が広がりにくく挿入しづらいと感じることも。やめたほうがいいとまでは言いませんが、抵抗感があるなら無理に使う必要はありません。

まとめ

「月経カップは死亡リスクがあるって本当?やめたほうがいい?」というテーマに沿って、深掘り調査しました。月経カップは、肌荒れやニオイを気にせず憂鬱な生理期間を快適に過ごせるアイテムです。

しかし、デメリットもあります。下記のようなリスクがあることを理解しておきましょう。

  • 慣れるまで時間がかかる
  • 消毒が面倒
  • 気軽に試すには高い
  • 外出先での交換が不安
  • 取り出せないトラブル
  • 出産後はサイズが合わない
  • 死亡リスクがある

トキシックショック症候群の事例では、死亡リスクについても解説しました。しかし、必要以上に恐れる必要はありません。

月経カップが初めての人は、経血量が少ない時に、小さめカップからチャレンジしてみましょう。生理用品にはナプキン以外にも、布ナプキン、タンポン、吸水ショーツなど種類が豊富です。

自分の経血量や体調に合わせて、上手に使い分けをして不快な生理期間を快適に過ごしましょう!

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