「子供の手が離れて仕事をする時間ができた」
「外で働くことに疲れたから在宅で仕事がしたい」
Webライターに興味があるけど、どうやってはじめたらいいか困っていませんか?
筆者が45歳の時に始めたWebライターの仕事は、経験や資格のない初心者でも簡単に始められます。
この記事ではWebライターの始め方を【準備編】【実践編】で分かりやすく徹底解説します。
1ヶ月で1万円、半年で10万円も夢ではありません。
ぜひ記事を参考にして、新しい世界にチャンレンジしてみてはいかがでしょうか?
Webライターとは?
Webライターとは、Webサイト上の文章を書く人のこと。
最近では企業に所属せずに特定メディアの専属ライターとしてフリーランスを目指すライターも多く、一社に固定せず様々なクライアントから記事依頼を受けて執筆するなど、自由な働き方が魅力です。
近年ではクラウドソーシングというネット上だけのやり取りで仕事を受注できるため、進化を遂げるWeb業界の中でもWebライターの需要は拡大傾向にあると言えるでしょう。
web上の記事はその情報を知りたい様々な年代の方が目を通すことになります。
知りたい情報をどんな人が読んでも分かりやすく、丁寧に発信できる力が必要です。
そんな気持ちから始めたwebライターの仕事も今では月10万超えの安定収入を得ることができました。
ライターを始めたきっかけ
貿易事務、広告代理店営業、リフォーム会社の経理兼総務と様々な職歴を持っています。(詳しいプロフィールはこちら)
リフォーム会社では昭和の様な古い体質に転職も視野にいれていたのですが、40代越えてやっと掴んだ正社員、子どもの教育資金がかかるという理由で我慢をせざるを得なかった。
そんな矢先お勤め中に大きな病気になってしまい、自動退職となってしまったわけです。
自然退職とは、就業規則や雇用契約書に定められている事由を満たした場合、労働者や会社の意思表示がなくとも労働契約が終了し退職となること。 事由には、「無断欠勤」や「休職期間が満了しても復職できない」などが挙げられます。
退職したのが42歳、Webライターの仕事始めたのが45歳の時。
身体のこともあるし、長男次男の受験も控えていたため家の中で出来る仕事=Webライターを目指すことになりました。
それでは実際にWebライターをどのように始めたのか体験をもとに解説してまいります!
Webライターになるための手順
Webライターになるための手順を【準備編】と【実践編】で解説します。
【準備編】①ネット環境の準備
Webライターはネット上に掲載される記事を書く仕事です。そのため記事の受注から、リサーチ、執筆、納品など全ての工程をPC上で行います。
在宅での仕事がメインとなるため、Wi-Fi環境は整えておきましょう。
スマホだけではしっかりと稼ぐことはできません。ある程度の文字入力、インターネット検索ができる5~10万くらいのパソコンがあれば問題ありません。
Webライターの仕事のために新たにPCを購入する必要もなく、自宅にあるものですぐに仕事が始められますよ。
【準備編】②仕事用アドレスを作る
プライベートのアドレスをそのまま使用することもできますが、仕事用のアドレスを作っておけば受注した仕事の管理がしやすくなります。
Webライターの仕事を続けていると急な依頼や修正が来る場合もあるため、プライベートと見分けのつくアドレスを作成してすぐに確認、連絡が取れる状態にしておくと安心です。
【準備編】③クラウドソーシングサイトに登録する
クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい企業や個人がインターネットを通じて不特定多数の人に仕事を依頼するためのWebサービス。
大手クラウドソーシングサイト
- クラウドワークス
- ランサーズ
上記の2つはクラウドソーシングサイトの中でも有名なサイトで案件数も充実しています。
筆者の場合はクラウドワークスに登録し、仕事に慣れてきたらランサーズに追加登録しました。
引用:クラウドワークス
クラウドワークスは案件数も多く、未経験者OKの案件も豊富なのでおすすめです。
クラウドワークスの登録はおよそ5分程度。
初期設定、プロフィール、プロフ画像、本人確認をしたらすぐに仕事をスタートできます。
【準備編】④専門書から文章術を学ぶ
クラウドソーシングサイトに登録したら、文章を書く基礎的な知識を身に付けておきましょう。
初心者のWebライターのオススメ本は下記の記事で紹介しています。
Webライター専門の通信講座もありますが、仕事の進め方や文章術を専門書で学べて、後からでも繰り返し読める書籍は手元にいつでも置いておけるのでおすすめです。
【実践編】仕事に応募する
まずはクラウドソーシングサイト上の仕事を受注してみましょう。
クラウドワークス内のの仕事には以下の2つの種類があります。
タスク形式
プロジェクト形式
タスク形式の仕事は選考をせずにすぐに仕事を受注できる初心者ライターが取り掛かりやすい案件です。
仮払い、納品、検収、報酬という一連の仕事の流れを理解することができます。
Webライターの仕事の進め方
クラウドソーシングサイトに登録し仕事に応募できるようになれば、後は実際の仕事の進め方を理解しておくとスムーズです。
月に1万円達成するための仕事の進め方を解説していきます!
タスク案件を受注する
実践編でも紹介していきましたが初心者向けのタスク案件では、主に以下の仕事を受注できます。
タスク案件
口コミ
アンケート
商品のレビュー
過去の経験談、エピソード
報酬は1件あたり10円~300円で文字数は100~500文字ほど。
早ければ10分程度で完了できる仕事です。
隙間時間にサクサクできますがタスク案件ばかりこなしていては報酬につながりません。
仕事のシステムに慣れてきたらプロジェクト案件に応募しましょう。
プロジェクト案件に応募する
タスク案件をこなしているだけでは稼ぐことはできません。
仕事の流れが掴めたら早々にプロジェクト案件に応募しましょう。
タスク案件はクライアントと連絡を取らずに1人で完結できる仕事、その反面プロジェクト案件はクライアントと1対1で仕事を進めていき、マニュアルやレギュレーションがあり納期も設定されているため、タスクに比べると報酬は高めです。
報酬単価の目安
タスク | 1文字0.1円~ |
プロジェクト | 1文字0.5円~ |
筆者の場合、最初のプロジェクト案件は2000文字で500円(1文字0.4円)の案件でした。商品紹介の案件で、マニュアル、サンプル記事もあり悩むことなく記事を執筆することができました。
応募案件の中には未経験者、初心者向けのプロジェクト案件も多数あります。自分の興味のある分野、知識のある分野に絞って応募してみましょう!
継続案件を探す
プロジェクト案件である程度文章を書くコツが掴めてきたら、最初のうちは1つのクライアントで継続案件を獲得することを目標にしてみましょう。
継続案件を獲得できれば毎月の収入も安定しますし、記事執筆にも慣れていき安定収入を確保しつつ自分の興味のある新しい案件にチャレンジすることも可能です。
案件選びのポイントと注意点
プロジェクト形式に応募する時の案件選びのポイントと注意点をおさえておきましょう。
案件探しのポイント
知識のあるジャンルか?
自分の得意分野のジャンルの案件なら、リサーチもスムーズにできサクサクと執筆に取り掛かれます。
文字単価が高いからと専門知識の必要な案件(例えば医療系、金融系、不動産系、など)はある程度の知識が必要です。
正しい知識を持ち、読者の心をぐっと掴む記事を書けるようになればクライアントとの信頼関係を築きやすくなります。
知識のない分野に取り掛かるならしっかりと下調べや知識を蓄えましょう。
記事作成マニュアルのある案件を選ぶ
プロジェクト案件の中にはクライアントが独自に設定した「記事作成マニュアル」が用意される場合があります。
リード文の書き方、文末の表現方法、サンプル記事などがあり、初心者でも学びながら執筆することが可能です。中にはワードプレスの入稿の仕方、SEO記事の書き方まで教えてくれるクライアントもいます。知識を蓄えながら仕事が出来るのもWebライターのメリットでもあります。
新着案件は1日1回チェック!
プロジェクト案件は初心者向けの案件も多く、それだけ応募者も殺到するためなかなか受注につながらないケースもあります。
気になる案件があればすぐに応募して結果を待ちましょう。また、自分のやりたい案件を獲得するためにも新着案件は定期的にチェックするのがおすすめ。やりたい案件がいつのまにか募集終了になってしまうことがないように、1日に1回は確認しましょう。
案件選びの注意点
文字単価は最低でも0.5円以上
初心者だから、せっかく契約できたからと単価が低い案件に手を出さず、文字単価の最低ラインを決めて0.5円を超える案件に応募しましょう。
案件の中には文字単価1円以上と見出しに書いておきながら、いざ応募してみるとテスト案件で5000文字以上で500円という案件もあります。
テスト記事を納品した後はそのまま合否の連絡がないクライアントもたくさんいます。
その様な案件は継続の可能性も低く、記事の持ち逃げや詐欺の可能性もあるため応募は避けましょう。
納期がタイトではないか?
プロジェクト案件になるとクライアントごとに納期スケジュールが異なります。
納期がタイトな案件は高単価の場合もあり、受注する際は納期に間に合うように執筆できるか(修正を含めて)を見極めて応募しましょう。
Webライターの仕事をしていく上で納期の遅れや記事数が間に合わないというのは論外です。
在宅だから気軽に仕事が出来る訳ではありません。
クライアントとの信頼関係を保つには納期を守ることは最低条件です。
信頼できるクライアントか?
連絡がスムーズに取れる、質問に対して都度確認できるなど信頼できるクライアントの案件に応募しましょう。
クラウドソーシングサイトでは案件終了時に依頼側と受注側がお互いに評価できるシステムを導入しています。
依頼主の評価が極端に低い、そもそも評価がない、途中終了しているクライアントは注意が必要です。
クラウドワークスではクライアントの評価を★印で確認することができます。自社のメディアを持っていたり、HPで自社サービスを紹介している会社は大手メディアであることから信頼できるクライアントであると言えるでしょう。
★印は最低でも4.5以上あるクライアントを選ぶのがおすすめです。
まとめ
現役Webライターの体験をもとに初心者Webライターの仕事の始め方を解説しました。
資格や未経験でもWebライターの仕事で報酬を得ることはできます。ただし、コツコツと丁寧に仕事をこなす忍耐力が必要です。
まずは、自分の興味のあるジャンルに応募して実績を上げていきましょう!