コンタクトレンズは、視力矯正やファッションアイテムとして広く利用されています。中には、見た目を気にして眼鏡からコンタクトに切り替える女性も多いでしょう。
そこで今回は、コンタクトレンズをやめた女性の体験談をもとに、コンタクトレンズをやめた方がいい人の特徴と、その理由について深掘りします。
20年のコンタクト生活から眼鏡に切り替えた筆者が分かりやすく解説します!
コンタクトから眼鏡に戻したい女性の声
Yahoo!知恵袋には、コンタクトから眼鏡に戻したい女性から、さまざまな質問が寄せられています。
コンタクトをやめてメガネに戻した女性っていますか?もし、いたら、どうしてコンタクトをやめたのでしょうか?(参照URL)
コンタクト代がもったいなくてコンタクトやめた人いますか?なぜメガネしてますか?(参照URL)
歳をとるとコンタクトをやめてメガネだけになるのってなぜですか?結婚をしてカッコつける必要が無くなるからですか?(参照URL)
次章では、実際にコンタクトレンズをやめた女性たちの声を調査し、なぜ彼女たちがこの選択をしたのかに迫ります!
コンタクトレンズをやめた女性の体験談
ネット上から、コンタクトレンズをやめた女性の体験談を集めました。
お金がかかる
子供を産んでから眼鏡にしました。乱視もあるので1日タイプのだと月7~8,000円程して高いので辞めて、お出かけの時のみ使用してます。10年位コンタクト生活だったので初めは違和感がありましたが、慣れたら目にも優しいし顔も少し隠れるし楽です。
洗浄が面倒
コンタクトをやめた理由は、毎日の洗浄が面倒くさく眼鏡の方が楽だから。
怖い思いをした
眼の裏にコンタクトがまわって怖い思いをしたので、それ以来コンタクトレンズは使っていません。
眼に負担をかけないため
眼も歳を取ります。眼に負担をかけないためにコンタクトをやめました。
乾燥がひどくなった
15年くらいハードコンタクトを利用してきて、今は眼鏡に変えて数年たちます。変えた理由は、ドライアイかなと思うくらい眼が乾燥しやすくなり、結果眼が傷つきやむを得ずやめました。
アレルギーを起こした
アレルギーが出てワンデーしか使えなくなり、コスパが悪いので眼鏡に変えた。
違和感・痛い
中学生のころからコンタクトを使用していますが、最近は時間が経つと目が痛い症状が出て違和感があり、乾燥も気になりだしたのでやめました。
在宅ワークで眼鏡に切り替えた
在宅勤務が続いているため、最近はコンタクトをお休みしてメガネ生活です。
老眼で見えにくくなった
20年以上コンタクトを利用していましたが、コンタクトを使うと老眼で手元が見えにくくなったので、眼鏡に切り替えました。
いざという時にだけコンタクトをつけている
眼科で、「コンタクトによる酸素不足で角膜内皮細胞が減少している、再生はしない」と言われてやめました。一応使い捨てのワンデーで、いざという時にだけコンタクトをつけています。
眼鏡と併用している
- ものもらいができやすいので、出来そうなときはコンタクトはしません
- 風が強い時は目が痛いので眼鏡にしています
- 眼鏡での外出が恥ずかしいのでコンタクトと併用しています
- PC作業の時は眼鏡、人と会うときはコンタクトと使い分けています
コンタクトを完全にはやめていないが、眼鏡と併用しているという声も見受けられています。
コンタクトレンズをやめた方がいい理由
コンタクトレンズをやめた方がいい理由を、やめた女性の体験談から考察します。
経済的な負担
コンタクトレンズには、洗浄液や保存液などの消耗品に加えて、
- 定期的な眼科受診
- レンズの買い替え
が必要です。特にワンデータイプのコンタクトレンズは、両眼1か月分で約4,000円、年間で5万近くの費用がかかります。
近年では、「JINS」や「Zoff」などの格安眼鏡店が増え、5,000円台でフレームとレンズがセットになった眼鏡も手に入ります。そのため、多くの人がコンタクトレンズの維持費が経済的な負担と感じているようです。
楽天でコンタクトの相場を見てみる>>結婚や育児を機に
コンタクトをやめた女性の口コミを調査すると、結婚や育児を機に眼鏡に切り替えたという人も多い傾向です。子供が生まれると、日々の生活がますます忙しくなり、コンタクトレンズの手入れや取り扱いが煩わしくなることもあるでしょう。
同時に、将来の貯蓄のために少しでも経済的な負担を減らしたいという人もおり、コンタクト生活をやめる理由のひとつとなっています。
健康への懸念
コンタクトレンズを装着すると、酸素の供給が阻害され、乾燥や痛みなど角膜への負担が生じます。近年では酸素透過性の高いレンズも発売されていますが、含水率が高いために汚れが付着しやすく、ケアの方法を誤ると眼に大きな悪影響を及ぼすことがあります。
眼科での診断や過去の怖い経験などを通じて、眼の健康を最優先に考える女性たちが、眼鏡生活に戻るケースも見られます。
ハードコンタクトの危険性は以下の記事で解説しています。
生活環境や仕事の変化
特にコロナ禍での在宅ワークの増加により、眼鏡生活が主流となりつつあります。このような生活環境や仕事の変化で、お出かけの時だけワンデーを着用するなど、眼鏡とコンタクトを併用している方も多い印象です。
楽天で買える「ワンデーコンタクト」はこちら>>年齢による切り替え
視力の変化が顕著に出る40代は、コンタクトをやめて眼鏡に切り替える女性が多い傾向です。これらの理由は、主に年齢に伴う老眼の進行によるものです。
筆者も眼鏡生活に切り替えたひとりです。
遠近両用のコンタクトは、老眼鏡と比べると手元がくっきりと見えにくく、視界がぼやけて見えるというデメリットがあるようです。また、年齢を重ねると目元の筋肉が衰えてまぶたが引き上げにくくなり、レンズのつけ外しが困難になります。
楽天市場で「遠近両用コンタクト」を見てみる>>コンタクトのケアの手間など総合的に考えると、早めに眼鏡に切り替えて、快適に過ごしたい女性が多いと言えるでしょう。
コンタクトレンズをやめた方がいい人の特徴
コンタクトレンズをやめた方がいい人の特徴について解説します。
コンタクトをやめた方がいい人
- コンタクトケアが面倒な人
- 眼の健康に懸念がある人
- 手元が見えづらくなってきた人
- パソコンを長時間使用する人
歳を重ねると涙の分泌量が減少して、乾燥によるドライアイが年々強まる傾向があります。うるおい不足でコンタクトを使用すると、ドライアイの悪化や痛い症状が出ることも。
また、老眼は40代くらいから自覚症状が現れますが、60代頃まで度数も変化します。そのため、遠近両用コンタクトも数年後には見えづらくなる可能性も。
さらに、40代以降は加齢と共に白内障や緑内障など目の病気も増えるので、眼の健康を守りたい方はコンタクトレンズをやめた方がいいでしょう。
楽天で「ドライアイ専用目薬」を探す>>眼鏡とコンタクト併用のメリット
休みの日にはコンタクトをしたい!という方は、眼鏡とコンタクトの併用がおすすめです。こちらの章では、眼鏡を併用するメリットについて解説します。
PC作業が多い人は眼鏡が◎
コンタクトレンズの使用状況調査では、以下のような結果が報告されています。
主にコンタクトレンズを使用…58.6%
コンタクトと眼鏡を併用…33.9%
在宅ワークの増加に伴い、コンタクトレンズの使用頻度が減少し、眼鏡の着用が増えている傾向です。特にパソコン画面や近距離での作業は、コンタクトレンズよりも眼鏡を着用する方が目にかかる負担は少ないとされています。
PC作業が多い人は、ブルーライトをカットする性能やPCとの距離に合わせた度数で目の疲れを軽減してくれる「PC用眼鏡」もおすすめです。
眼鏡に慣れておくと後が楽になる
眼鏡はコンタクトとは異なり、レンズが眼から離れているため見え方に違いがあります。また、レンズのサイズが大きいため周辺部分の歪みを感じやすくなります。
眼鏡に慣れていないと、
- 段差につまずく
- ふわふわする
- 階段の上り下りが怖い
といった症状も出やすくなるので注意が必要です。さらに、遠近両用眼鏡は遠くと近くを見る度数がひとつのレンズに組み込まれているため、慣れるのに時間がかかります。
老眼の症状が現れたら、早めに眼鏡に慣れて遠近両用レンズにも順応しておくと、将来的な不自由さが軽減できるでしょう。
楽天で「遠近両用メガネ」を探す>>若見え効果
メガネを掛けることで、しみやくすみを目立ちにくくしたり、お顔を引き締めたりと若見え効果が期待できます。また、顔全体のバランスが整い、表情が明るく見えるというメリットも。
さらに、眼鏡は単なる視力補正アイテムではなく、ファッションの一部としても活用できます。
眼鏡をアクセサリー感覚でコーデに取り入れれば、若々しい印象になりますよ!
いざという時に眼鏡の準備を
コンタクトレンズの使用は、災害時には向きません。
災害などの緊急時にはライフラインが経たれ、衛生状態を保つことが難しいでしょう。突然の災害に備えて、非常時の防災バッグには眼鏡を入れておくことをおすすめします。
まとめ
「コンタクトレンズやめた方がいい人って?やめた女性の体験談!痛い・乾燥、やめた理由とは?」というテーマに沿って解説しました。コンタクトレンズをやめた方がいい人は、
- コンタクトケアが面倒な人
- 眼の健康に懸念がある人
- 手元が見えづらくなってきた人
- パソコンを長時間使用する人
このような人が当てはまります。経済的な負担や健康への懸念がある方は、眼鏡との併用がおすすめです。
完全にコンタクトをやめるのではなく、両アイテムを上手に活用して目の健康を守りましょう!ご覧いただきありがとうございます。