寝てる時の食いしばり、
朝起きたら歯が痛い!
そんな経験はありませんか?マウスピースは、食いしばりによる歯痛を改善する有効な方法のひとつです。
しかし、選び方や種類によっては効果が大きく異なります。
本記事では、夜間のマウスピースによって歯が痛い症状を完治できるのか、医療機関の情報をもとに治った人の体験談を集め効果を検証します。
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夜間マウスピースの効果を検証
医療機関に寄せられた体験談をもとに、寝てる時の夜間マウスピースの効果を検証します。
治った体験談①
詰め物が取れることがなくなった!
ナイトガードを作る前は1~2カ月ごとに前歯の詰め物が取れていました。夜間のマウスピースの付け始めは、寝てる時に歯の違和感がありマウスピースを外す日が続いた。
しかし、2〜3週間続けるうちに朝まで起きずにつけられるようになった。2ヶ月経った頃には違和感なく朝までつけられるように。ナイトガードをつけるようになってから、歯が少しだけ削れることはあるが、詰め物がすべて取れることがなくなった。(参考:ヨコデンタルクリニック)
ヨコデンタルクリニックでは、夜間のマウスピースの違和感を軽減するため、やわらかい素材のナイトガードを使用しています。マウスピースを適切にしようすると、上下の歯にかかるダメージが分散できるため、虫歯の治療での詰め物や銀歯のすり減りを予防できます。
治った体験談②
背中の痛みや偏頭痛がかなり改善された!
昼夜問わず、無意識に食いしばりをしていたので、ずっと背中が痛い状態が続いていました。数年前には、口が2cm以下しか開かなくなったり、偏頭痛もしょっちゅうでした。
それがまたイライラやストレスになるという負のループになってしまい「いつも調子悪いなぁ」と感じる日々を過ごしていました。歯科医推奨の厚みのある硬いマウスピースを使用してから、ずっと悩まされていた背中の痛みがかなり改善され、偏頭痛が減っています。
噛み合わせの位置が変化したので、仕事中の無意識の食いしばりもなくなりました。もちろん、口もしっかり開きます。(参考:淀屋橋ブライト歯科)
背中の痛みや偏頭痛が減っただけではなく、日中の食いしばりも改善したという体験談もありました。
淀屋橋ブライト歯科では、柔らかい素材のマウスピースの場合、ガムのように噛んで破ってしまうことが多いため、厚みのある硬い素材のマウスピースをお薦めしています。違和感のない素材を選ぶことで、上下の歯が接触しないように食いしばらない意識をする習慣がつきます。
治った体験談③
翌日には食いしばりが無くなった!
以前から「食いしばり」の症状があり、他の歯科医院で5個ほどマウスピースを作ってもらいましたが、全く治らず困っていました。セカンドオピニオンで西村歯科で診察してもらい、マウスピースを作ってもらったところ、着用した翌日には「食いしばり」がなくなっていました。
また、顎の痛みもなくなりびっくりしました。今では西村歯科で作ってもらった夜間用のマウスピースを寝てる時に必ず着けています。(参考:西村歯科)
西村歯科では、顎関節症が改善した患者様の体験談を多数投稿しています。マウスピースを正しく着けると歯が固定され、噛み合わせの変化を防ぐ効果があります。
治った体験談④
歯が痛い症状が軽減し、違和感もなくなった!
歯が浮いたような感じがして、触れるだけで歯が痛い状態に。歯周病や虫歯だと思っていたが、歯ぎしりや食いしばりのし過ぎで歯根膜にダメージが出ていることが判明。
マウスピースを作成し、日中も寝る時もつけて1ヶ月様子をみることにしたところ、次第に歯が痛いこともなくなり違和感もなくなりました!(参考:エミデンタルクリニック)
こちらの体験談は、歯科医院のスタッフさんの声によるもの。マウスピースはソフトタイプを使用し、最初は違和感から唾液がかなり出たが、数日で収まりすごく顎が軽くなったとの報告もありました。(参考:エミデンタルクリニック)
夜間のマウスピースの効果を実感するには、自分に合ったマウスピースを作成してもらうことが大切です。
治らなかったという体験談も
こちらは、個人ブログでの体験談です。
頭痛・吐き気・耳鳴りが発生してしまった
高校生から食いしばりに悩み16年、寝てる時は右側だけを噛みしめることが多く、右の奥歯が削れて低くなったため、歯医者でマウスピースを作ってもらうが、すぐに穴が開いてしまった。そのため、1mmの厚さのマウスピースにしたところ、口が閉じない!普通に起きている時でさえ口が開いて歯が露出した状態になってしまった。
それにより顔にも顎にも力が入ってしまい、使い始めて1週間で夜全く寝られなくなり、首・顎・頬に異常な緊張があり、頭痛、吐き気、耳鳴りが発生してしまった。保険を使ってやっと5000円くらいで作ったマウスピースでしたが、作り直せるのは半年後です。
保険を使わなかったら5万円ほどするらしく、とても新たにマウスピースを作ってもらえるような状況ではありませんでした。(参考:CHICACOLABO)
歯科で作成するマウスピースは保険適用が認められていますが、半年以内に破損した場合など条件によっては保険が適用されないケースもあります。
SNSの声を調査
マウスピースの使用感や効果をSNSの声から検証します。
- 歯科治療が一段落。次は3ヶ月後メンテナンス。食いしばりマウスピースしてても、まだ食いしばってるらしい(X)
- 歯科検診終わり!食いしばり強いからマウスピースつけてね!(在宅勤務の時は昼間もつけて)と言われた。(X)
- 食いしばり予防の下だけのマウスピースを歯科で作ったからはめてみたら、とんでもなく違和感がすごくて滑舌悪くなった。普段から仕事中も付けるといいと言われたけど、私はそのマウスピースをつけたまま電話対応できない人。口腔内の違和感ってかなりストレスだよね。口内炎も然り。(X)
- 食いしばりの疑いを歯科衛生士さんに相談したら即マウスピースの型取りしてくれて、受け取って昨夜から使い始めたけど慣れるまで寝付き悪そう(X)
- この間作り直した食いしばり用のマウスピース、着圧強すぎて外すのが本当に大変(X)
- 食いしばりがひどくて歯に影響出てるらしくてマウスピース作ってもらった。就寝時だけでなく日中に何かに集中したりして歯の食いしばりしてるときは付けていいって(X)
- 私は無自覚で、歯のすり減りを指摘されてから就寝時にマウスピースをつけてます。定期検診を実施されてる歯科で相談された方が将来のためにはいいと思います。(X)
SNSの投稿を見てみると、食いしばりや歯ぎしりに悩む人が多いことが分かります。また、歯医者が推奨しているマウスピースを導入している方も多く見受けられています。
しかし、マウスピースの使用は、人によっては違和感があったり、外すのに苦労したりとデメリットとなる部分もあるようです。
デメリットを理解した上でマウスピースを検討しましょう!
食いしばり用のマウスピース実は逆効果だった!?6つのデメリットと対策方法
まとめ
歯が痛い!寝てる時の食いしばり|治った体験談から夜間マウスピースの効果を検証しました。
歯科医のサイトでは、歯が痛い症状が治った!背中の痛みや偏頭痛が治ったという体験談が投稿されています。また、装着時の違和感については、多くの医療機関でおおむね1ケ月程度で次第に慣れてくるとしています。
また、マウスピースはソフトタイプやハードタイプ、さらに厚さや素材など種類が豊富なので、しっかり相談できる歯医者さんで製作することをおすすめします。
食いしばりや歯ぎしりの症状が気になる方は専門医に相談してみてくださいね!
ご覧いただきありがとうございます。