C&Kは、2010年にメジャーデビューした2人組のボーカルユニットで、ライブでも高い人気を誇っているアーティストです。しかし、曲は聞いたことがあるけど、名前は知らないという方も少なくありません。
実力派のアーティストとして活動しているC&Kが、なぜ売れないのかと不思議に思う人もいるでしょう。
本記事では、C&Kが「なぜ売れない」と言われているのか、その背後に隠された真相に迫ります。最近のメディア露出からライブの裏側にいたるまで、C&Kの興味深い側面を詳しく解説します。

この記事を通じて、なぜ売れないのかという謎に迫りましょう!
C&Kなぜ売れないのかに迫る!
こちらの章では、C&Kがなぜ売れないのかという疑問に迫ります。
紅白に出ていない
C&Kが売れないと言われる理由のひとつに、紅白に出ていないことがあげられます。紅白歌合戦は、日本の音楽業界における最高峰のステージであり、アーティストの成功に関連付けられることもあります。
C&Kは結成時から『紅白出場が夢』と公言し、2017年には、
と題した全国ツアーを行っています。ライブのステージセットには「紅白」とアピールし、勝負曲となる「Y」を発表。

NHKホール近くの渋谷周辺に「目標 紅白 出場」と書かれたトラックを走らせ、街宣活動を敢行しました。しかし、紅白出場を本気で目指していたにもかかわわらず、その夢がかなうことはありませんでした。
紅白の出場者選定基準に対する疑問も
2017年に週刊文集で掲載された「紅白歌合戦に出てほしい歌手ランキング」では、
1位:安室奈美恵
2位:C&K
3位:桑田佳祐
という結果に。このランキングは「ワイドナショー」で放送され、出演者の松本人志氏が
松本氏の発言の影響力は大きく、SNSでも大きな話題になりました。
ワイドナショーでC&Kを取り上げてもらえた!
松ちゃんにもC&K知ってもらえて嬉しい
という声がある一方で、紅白出場者の選定基準について疑念の声が高まっています。
地上波メディアの露出が少ない
C&Kが「なぜ売れないのか」と言われる理由に、地上波メディアでの露出が少ないことがあげられます。

Mステなどの音楽番組でも見たことないですよね。
そのため、一般の視聴者にとっては馴染みのない、知名度が低いといった印象です。しかし、地上波への露出が少ないことが、必ずしも売れない理由になるとは限りません。
C&Kは自身の音楽活動において、
独自の音楽性や表現を大切にし、制約なくファンに届けたい
という意向を持っています。このため、地上波メディアの露出を抑えることで、アーティストとしての自由度を高め、自分たちの音楽をより純粋に表現できると考えているのではないでしょうか。
「JAM」と呼ばれる音楽スタイル
Yahoo!知恵袋にはこのような投稿もあります。
C&Kってレゲエですか?(参照URL)
C&Kはデビュー当初、レゲエバンドとして紹介されていました。しかし、彼ら自身はレゲエをやっているつもりはなく、どのカテゴリーにも該当しないことから、「JAM」と呼ばれる独自の音楽スタイルを確立することに。
C&Kの「JAM」とは
ディスコ、ファンク、ソウル、レゲエなどのブラックミュージックから、フォークや1980年代の歌謡曲まで幅広いジャンルが融合した独自のスタイル。
C&Kのオリジナル曲が楽しめる「JAM」は、多くのファン層から支持されていますが、一部の人からは、「JAM」がどのようなジャンルの音楽なのか理解しづらく、その音楽スタイルが一般的なジャンルに当てはまらないため、C&Kの音楽が広まりにくい一因となっている可能性もあります。
Amazonプライムで「C&K」の曲を聴いてみる>>メンバー脱退・死亡説も?
Google検索すると「なぜ売れない」の他にも、「脱退」「死亡」といった関連キーワードも出てきます。

C&Kに関する脱退の噂や死亡説について、詳細な調査を行いましたが、確認できる情報は一切ありません。

もしかしたら、という説がひとつ見つかりました。
2018年の公演期間中に、メンバーのCLIEVYさんが両足の踵骨を骨折する大けがを負ったという情報があります。このケガにより、いくつかのイベントやライブが延期や中止になり、2人揃ってのメディア出演が一時的に減ったことで、メンバー脱退の噂が流れたのではと推測されます。

(画像引用:exciteニュース)
また、10周年の記念ライブには、CLIEVYさんが車椅子に点滴をぶら下げた状態で歌うという場面もあり、(※点滴はペットボトルなので演出の可能性大)CLEVYさんの健康状態を心配して、誤った情報が広まってしまったと考えられます。
Amazonで「C&KライブDVD」を探す>>C&Kの実績
C&Kは、なぜ売れないのかという声もありますが、実績を積み重ねてきた音楽グループとしての一面もあります。こちらの章では、C&Kのこれまでの実績に焦点を当てて解説します。
Shazam japan年間ランキング1位獲得
C&Kは2023年11月現在までに、23枚のシングル曲、8枚のオリジナルアルバムをリリースしています。10枚目のシングル「みかんハート」は、片思いをテーマにした楽曲。MVには三浦春馬さんが出演し、オリコンデイリーランキングで自身最高の8位を獲得しています。
さらに、音楽検索アプリ「Shazam(シャザム)」では、15枚目シングル「Y」が、邦楽チャート5週連続1位を獲得。

(画像引用:Musicman)

なんと、3万人以上のユーザーから検索されたのだそう。
これは、C&Kのファンだけではなく、初めて彼らの音楽を聴いた人々が情報を求めて検索した結果であり、C&Kの音楽の魅力が広がっていることを示しています。
Amazonで「C&KのCD」を見てみる>>初のドラマ主題歌も!

(画像引用:日テレ)
2018年8月15日にリリースされた楽曲「ドラマ」は、波瑠さん主演の日本テレビ土曜ドラマ「サバイバル・ウェディング」の主題歌に抜擢されています。C&Kがドラマ主題歌を担当するのは初めてです。
この楽曲はドラマとの連携により、さらに多くのリスナーに認知されるきっかけとなりました。
「Music Unlimited」で「ドラマ」を聴いてみる>>THE突破ファイルのテーマソング

(画像引用:日テレ)
2023年4月には、23rdシングル「青青青」が、日本テレビ「THE突破ファイル」の「突破交番」のテーマソングに決定。また、劇中歌として「YERE YARE」も採用されています。
4月27日の放送には、C&K自身も番組に出演。メディア露出の少ないC&Kが番組に出たことで、彼らの魅力がさらに広がっています。

Youtubeでは、「青青青」は31万回再生されています
著名人からの熱い支持
C&Kは、多くの著名人から熱い支持を受けており、注目されていることが分かります。
- GLAY・TERU
- コブクロ・黒田俊介
- スカパラ・谷中敦
- マーティ・フリードマン
- 土屋アンナ
- スザンヌ
- GAKU-MC
- 有安杏果(ももいろクローバーZ)
特に楽曲「Y」は、関ジャニ∞の大倉忠義や槇原敬之がラジオ番組で紹介するなど、高く評価されています。トップミュージシャンからは以下のような絶賛コメントが寄せられています。
GLAY・TERUさん
「C&K凄く良い。素晴らしい歌唱力と歌詞。グッときますね。」
コブクロ・黒田さん
「あ~~~良い曲。#CandK#Y#死ぬ程キー高い#絶対カラオケで歌われへん曲#カラオケ行かへんからいいけど」
スカパラ・谷中さん
「これはなんにも関わってないんだけど笑。もうもう良すぎて何回も聴いちゃう。凄い。是非聴いて欲しい。感動を共有したい。C&K『Y』」
スポーツ選手の登場曲
C&Kの楽曲はスポーツ界でも多くの支持を受け、プロ野球選手をはじめとするアスリートたちの登場曲として多く使用されています。
- 広島カープ「福井優也選手」…「主役はU」(2020年)
- 読売ジャイアンツ「中川皓太選手」…「GORIN C&K with RADIO FISH」(2019年)
- 横浜DeNAベイスターズ「濵口遥大選手」…「踊LOCCA~around the world 新たなる冒険~」(2017年)
- 阪神タイガース「近本光司選手」…「ドラマ」(2022年)
楽天阪神タイガースの開幕戦にも登場
阪神タイガースの近本選手が入団1年目から「ドラマ」を登場曲として使用していることから、C&Kは、2023年3月31日の阪神タイガース開幕セレモニーでのスペシャル・ライブにも出演しています。4万8千人の満員の京セラドーム大阪を盛り上げました。
38年ぶりに日本一に輝いた阪神、公式Xでは以下のような投稿も!
阪神タイガース日本一‼️
— C&K STAFF (@CK_STAFF) November 5, 2023
おめでとうございます🐯
開幕セレモニーでLIVEをした年に
日本一になるのは嬉しいですね🐯
ドラマは後からついてくる✨https://t.co/v8HICAZhBP#candk#阪神タイガース@TigersDreamlink pic.twitter.com/0ImDNzYCBt
C&K×井上尚弥選手

(画像引用:Music Booster)
井上尚弥選手は兼ねてからC&Kのファンで、高校1年生の時から曲を聴いていました。特に、5thアルバム「55」に収録されている「道」は、トレーニング中や試合前などに何度も聞いていたそう。
「歌詞と自分のボクシング人生がマッチした」
という井上尚弥選手は、「道」のMVに出演することに。このMVは、井上尚弥のこれまでの軌跡を追った映像となっており、C&Kとのコラボレーションが実現しています。
楽曲提供も多数
C&Kは、さまざまなアーティストに楽曲を提供しています。
【ももいろクローバーZ】
「モノクロデッサン」
作詞・作曲:CLIEVY
「クローバーとダイヤモンド」
作詞・作曲:CLIEVY
「モノクロデッサン-ZZver.-」
作詞・作曲:CLIEVY
「いちごいちえ」
作詞・作曲:CLIEVY
【King&Prince】
「今君に伝えたいこと」
作詞・作曲:KEEN
「僕らのGreat Journey」
作詞:C&K/作曲:C&K・CarlosK.
【Snow Man】
「ボクとキミと」作詞:CLIEVY
【Da-iCE】
「濡れたバラード」
作詞・作曲:CLIEVY
C&Kのライブパフォーマンスも人気

(画像引用:PRTIMES)
CLIEVYのスーパーハイトーンボイスと、耳心地の良いKEENのハスキーボイス、C&Kは、それぞれの個性が絶妙に絡み合った圧倒的な歌唱力が魅力です。そして、歌のうまさだけではなく、エンターテインメント性のあるライブパフォーマンスも非常に人気です。
ライブでは、ダンサーによるショータイムなど特別な演出が行われ、観客を楽しませます。ライブは口コミを通じて注目され、1万人規模のチケットが即完売することも。
Amazonで「C&KライブDVD」を探す>>C&Kは、ファンからの熱狂的なサポートを受け、大規模なライブを成功させています。
まとめ
C&Kのメディア露出・ライブの裏側を調査し、なぜ売れないのかという疑問に迫りました。C&Kのほとんどの楽曲はノンタイアップで、大がかりなプロモーションがない戦略をとっています。
しかし、このような戦略にもかかわらず、熱狂的なファンが増え1万人規模のライブを成功させるなど、快進撃を続けています。その様子はまるで、隠れた名店が口コミだけで評判が広がり、やがて「予約の取れない超有名店」となる構図を思わせます。
C&Kの今後の活躍に期待したいですね!ご覧いただきありがとうございます。