筆者も3年愛用している『ドルツのジェットウォッシャー』。実は、カビが生えやすい場所がいくつかあります。
知らずに使用し続けると、健康被害につながる可能性もあるため、カビ対策は非常に重要です。
このブログでは、ドルツの愛用者であるWebライターが、ドルツジェットウォッシャーのカビが生えやすい場所を口コミ検証します。カビが生えてしまった場合の対処法も紹介しているので、ぜひ、参考にしてください。
この記事は製造元であるPanasonicの公式情報を基に作成しています。
(トップ画像引用:Panasonic)
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ドルツのジェットウォッシャーのカビが生えやすい場所を調査
(画像引用:Panasonic)
ドルツのジェットウォッシャーは、大きく分けて以下の2種類があります。
- 電源を気にせずお風呂や洗面所で使用できる「コードレス型」
- 洗浄途中で水を補充する必要がない「据え置き型」
ちなみに筆者が愛用しているドルツは「据え置き型」です!
各モデルの口コミからカビ発生の実態を調査します。
カビ発生の実態を口コミ調査
ドルツのジェットウォッシャーは、コードレス型・据え置き型ともに、一部ユーザーからカビ発生の報告が確認されています。
コードレス型の口コミ
- 黒カビが中に生えて臭いがする
- 吸い上げチューブの奥にカビが発生
- 普段開けない上部にもカビが発生
- タンク(水を貯める部分)の底が黒くなるほどカビが生えています
- ちゃんと水気を取らないと赤カビが生えてきます
コードレス型では、タンク内部や底の部分、吸い上げチューブの奥など、さまざまな場所でのカビの発生が報告されています。カビの種類も赤カビ、黒カビ、臭いのあるものなどが発生しているようです。
据え置き型でもカビ情報が確認できます。
据え置き型の口コミ
- パーツ交換できない箇所にカビがびっしり生えている
- 赤い水垢(カビ)が発生して掃除が大変です
- 分解した際、内部は水垢やらカビが結構酷かった
赤カビや黒カビ、臭いまで発生したという口コミが見られました。
ドルツのジェットウォッシャー:カビが生えやすい場所
筆者が愛用中の据え置き型「EW-DJ73-W」のカビが発生しやすい場所を解説します。
筆者のドルツの使用状況
商品名:「EW-DJ73-W」
購入日:2020年7月
使用場所:洗面所
使用頻度:1日1回
2020年に購入し、使用頻度は1日1回(夜のみ)。知覚過敏のため、水道水のぬるま湯を使用しています。2024年3月にチューブに亀裂が入ったため、グリップ部分のみ交換(ネット購入)しました。
グリップは純正品であれば、素人でも問題なく交換できました!
しかし、黒カビまでは発生していないものの、汚れが発生し、日々メンテナンスをしています。
タンク内部・蓋
ドルツのジェットウォッシャーのタンクは、使用後に水をすべて捨てても、タンクの底に雑菌が溜まりやすくなります。タンク上部(矢印部分)も水滴が残っていると、黒い汚れが発生しやすい状態に。
さらに、タンク蓋は細かい凹凸が多く水滴が残りやすいため、しっかりと乾燥させる必要があります。
ノズル取りつけ部分・本体タンク下
意外に見落としがちなのが、ノズルの取りつけ部分と本体のタンク下。これらの場所も水滴が溜まりやすいので、定期的なお手入れが必要です。
ノズル
使い終わったらそのままノズルスタンドに立てていませんか?
ノズルを立てて乾かしているつもりでも、ノズルの中に水が入ったままになっていると菌が繁殖しやすい状況を作り出してしまいます。
清潔を保つためには、「水抜き」作業が必要です。水抜きについては、次章で解説します。
カビはなぜ生えるのか?
カビは以下のような場所を好みます。
- 水気が多い
- 日が当たらない
そのため、ジェットウォッシャーを使う洗面台周りはカビの発生しやすい場所です。洗面台は、髪の毛を整えたり、顔を洗ったりと皮脂や汚れが溜まりやすく、カビが増殖しやすい条件が揃っています。
また、ほとんどのカビは湿度が80%以上の状態を好むことから、コードレス型をお風呂場に置きっぱなしにしている人は、今一度カビが繁殖していないかチェックしてみてください。
カビが生えないための対策・お手入れ方法
カビが生えないための対策を、Panasonic公式サイトや取り扱い説明書をもとに解説します。
カビ対策①水道水を使う
水道水は塩素(カルキ)により、カビなどの繁殖を防ぎます。そのため、ジェットウォッシャーに使用する水は、「浄水」ではなく、水道水を使ってください。
「洗口剤や塩、薬品」などを水に混ぜて使用している方もいますが、そのような使い方も雑菌が繁殖する原因となります。使い終わったらタンクに水を残さず、残った水は毎回捨ててください。
カビ対策②水抜きを行う
(画像引用:Panasonic)
残った水を捨てただけでは、カビは防げません。水を流し終えたら、2〜3秒水のない状態で運転し、チューブや本体内の水抜きをします。
タンクの水を捨てた後でも、結構な量の水が出てきます!毎回しっかり水抜きしましょう!
カビ対策③残った水分はふき取る
水抜きが終わったら、残った水分を清潔なタオルやキッチンペーパーなどでふき取ります。
このひと手間でかなり雑菌の繁殖を防げます。
カビ対策④しっかり乾燥させる
(画像引用:Panasonic)
最後に、風通しのよい日陰でしっかりと乾燥させましょう。乾ききったら、タンクを本体に装着します。
カビ対策⑤食器用中性洗剤で洗う
タンク内のカビ汚れが気になる時は、食器用の中性洗剤を使い、スポンジで拭いてください。届きにくい部分は、水筒用のスポンジなどを利用すると便利です。
水筒用のスポンジは100均などでも手に入ります!
カビが生えた時の注意点
各モデルの注意点については、以下をご覧ください。
ハンディ・コードレスタイプのアダプターは水洗いできない
コードレスタイプの充電スタンドやACアダプターは、故障の原因となるので水洗いはできません。充電スタンドやアダプターが汚れた時は、乾いた布でふき取ってください。
据え置きタイプの本体は水洗い不可
据え置きタイプの本体は水洗いができません。そのため、ホースやハンドルを洗う時は本体に水がかからないように注意してください。
また、ホースは引っ張りすぎると故障の原因になるため、清掃の際も気を付けて使用しましょう。本体の汚れを落としたい場合は、固形せっけんをとかした水に浸した布をよくしぼり、ふき取りましょう。
布でふき取れない部分は、綿棒などでふき取ってください。
内部の交換はできない
ホース・ハンドルの取りつけ、取り外しは分解・再組立てをともなうため、自分で内部の手入れをしたり、交換したりすることはできません。汚れが気になる場合は、お買い上げの販売店またはパナソニック修理ご相談窓口へ点検をご相談ください。
ノズルの汚れ・詰まりはすぐに交換を
ノズルに汚れや詰まりが生じたら、すぐに交換しましょう。使い続けているとノズルからタンクに菌が繁殖しやすくなります。
お手入れの際は必ず電源プラグをコンセントから抜く
ジェットウォッシャーをお手入れする際は、必ず電源プラグをコンセントから抜いて行いましょう。抜かないままお手入れすると、感電する恐れがあります。
ドルツ・ジェットウォッシャーに関するよくある質問
ドルツ・ジェットウォッシャーに関するよくある質問と回答をまとめました。
ジェットウォッシャーの捨て方は?
製品内部にリチウムイオン電池を内蔵しているジェットウォッシャーは、リサイクル可能な貴重な資源であるため、家庭ごみとして廃棄せず、充電池を取り出し、各自治体のルールに従いごみを廃棄しましょう。
ハイターやクエン酸などで掃除してもいいの?
キッチン用ハイターやクエン酸などでの掃除は、Panasonicでは推奨していません。
特に塩素系ハイターは漂白する力が強く、プラスチックの種類によっては変形や変色が起きる場合があります。また、塩素系漂白剤に使用されている「次亜塩素酸ナトリウム」は、強い酸化作用により、口や喉に痛みが出るなど健康被害を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
まとめ
ドルツ・ジェットウォッシャーのカビが生えやすい場所と解決策について解説しました。ハンディタイプも据え置き型も、使用環境や保管方法によってはカビが発生しやすくなります。
筆者の据え置き型は今年で4年目。少し面倒でも毎日しっかりメンテナンスしてあげることで、長く使用できる商品です。
ジェットウォッシャーを大切に使って、歯の健康維持に役立ててくださいね!ご覧いただきありがとうございます。
がっちりマンデーで紹介された
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