インナーカラー後に次染めるとき、インナーカラーの部分はどうするの?全体染めは可能なの?という悩みがありますよね。
Yahoo!知恵袋でもこのようなお悩みを発見
お悩み
Q.次染めるとき、インナーカラー部分も全部染めしたいけど可能なの?
Q.インナーカラーの部分だけ色落ちしちゃうからそこだけ染めたい
Q.ブリーチしたインナーカラー、もう嫌になったので普通に戻したい
筆者も今、インナーカラーを楽しんでいるけど、次に染めるときのこと、まったく考えていなかった!
そこで今回は、「インナーカラー後、次に染めるときは全体染めできるの?どうすればいい?」という疑問を解消します。
- 筆者のインナーカラー後の髪の状態
- ブリーチした髪のお手入れ方法
- 全体染めする前にしておくべきこと
をお伝えします。
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インナーカラー後の髪の状態は?
インナーカラー後の髪の状態について、インナーカラー直後の様子と2週間後の変化を画像でお伝えします。インナーカラーの体験レポについてはこちらの記事をご覧ください。
40代のインナーカラーって痛いの?体験レポをお届け【画像あり】
インナーカラー直後の様子
筆者がインナーカラーをした場所は、左側の耳周り。アラフィフというこもあり、耳周りサイドからバックにかけてアッシュグレイのカラーを入れてもらいました。
前回の施術内容
全体カラー:明るめブラウン
インナーカラー:アッシュグレイ
2週間後の髪の状態
全体のカラーは施術後1週間経過したあたりから、少しずつインナー部分が髪に馴染んできて明るくなってきました。耳にかけるとトーンアップして顔周りが明るくなります。
これから1ヶ月、2ヶ月と長期間色の変化が楽しめるそうです!
インナーカラー後に次に染めるとき全体染めはできるの?
さて、本題に入ります。筆者の場合、現在進行形のインナーカラーですが、次染めるときのこと全く考えていませんでした!(これはまずいですね)
ネット上には、以下のような声が見受けられました。
- インナーカラーをした後に髪の毛全体を染めたい
- インナーカラーが飽きてきたから元の髪色に戻したい
- 白髪が目立ってきたから全体染めしたい
次に染めるとき、インナーカラーをした髪は全体染めできるのでしょうか?結論から申し上げると、
「全体染め」はできます!
また、残ったインナー部分に再度色を入れる染め直しも可能です。
ただし、次に全体染めするにあたっては、いくつかの注意点があります。
次に全体染めする時の注意点
インナーカラー後に、全体染めをする時の注意点について解説します。
全体染めすると色が均一になりにくい
インナーカラーは一度髪をブリーチしてから、その上にカラー剤を塗布する仕組みです。一度インナーカラーを入れると、シャンプーする度に徐々に色落ちしていき、およそ1ヶ月~1ヶ月半程度で元の脱色状態に戻ります。
ブリーチした髪は退色するのが早く、染めた日の色が残っているのは3日程度。
インナーカラーは毎日色の変化を楽しめるというメリットがありますが、時間経過によってブリーチ状態に近づきやすくなる点がデメリット。そのため、次に染めるときに全体染めした場合、インナーカラーの部分が早く退色してしまいます。
特に以下のような人は、退色が目立ちやすいので注意が必要です。
- 広い範囲でインナーカラーを入れた人
- ロングスタイルでインナーカラーを入れた人
- 根元からがっつりインナーカラーを入れている人
- インナーカラー部分を繰り返し染め直している人
- お手入れが行き届いていない人
このような方は、全体染めをした際、髪色が均一になりにくく、ムラになる場合があります。
髪が痛む
ブリーチとは、髪の色素を抜いて脱色することをいいます。ブリーチしてから髪に色を入れると、ヘアカラーの発色がよく透明感のあるデザインカラーが楽しめます。
ハイトーンの赤色やクスミブルーも可愛いですよね♪
しかし、全体染めや染め直しでカラーリングを繰り返すと、髪の表面にあるキューティクルがダメージを受けてハリやツヤがなくなります。そのような髪の毛は、次第にタンパク質が抜けて切れ毛や枝毛の原因になるため、普段からこまめな髪のお手入れが大切です。
せっかくインナーカラーを入れても髪がパサパサ状態だと、余計に老けた印象になり「痛いおばさん」になりかねません。ドライヤーの熱から髪を守るアウトバストリートメントや、日中のお出かけの際もオイルやクリームをつけて髪をしっかり保湿しましょう。
パーマや縮毛矯正がかかりにくくなる
髪を一度ブリーチすると、パーマや縮毛矯正がかかりにくくなります。かかりづらくなるどころか、ブリーチをした髪はタンパク質が抜けている状態なので、さらに髪の傷みを悪化させてしまいます。
そのため、美容師さんもインナーカラー後のパーマや縮毛矯正は推奨していません。
全体染めをする前にするべきこと
インナーカラーをしていても、全体染めや染め直しは可能です。こちらの章では、全体染めのカラーリングに失敗しないためのポイントを解説します。
イヤリングカラーがおすすめ
次染めるとき全体染めの予定があるなら、「イヤリングカラー」がおすすめ。「イヤリングカラー」は、耳周りだけを違う色に染めるインナーカラーで、イヤリングのように耳元をオシャレに楽しめます。
髪の内側全体に入れるインナーカラーに比べてブリーチする範囲が狭いため、次染める時も髪を傷める心配がありません。また、根元からがっつりカラー剤を入れないので、伸びてきた時も境目が目立ちにくく自然な仕上がりに。
イヤリングカラーはさりげなくチラ見せできるので、初めてインナーカラーに挑戦する人にぴったりですよ!
上から髪をかぶせてしまえば隠れちゃうので、オフィスワーカーさんにも向いています。
2か月後どんな状態になるのかを想定する
インナーカラーを入れるなら、2か月後の予定やなりたい髪形を想定しておくと安心です。
- 夏になるからより明るい色に全体染めしたい
- パーマや縮毛矯正をかけたい
- 就職の準備がはじまる
「就職の面接が控えている」「夏休みの間だけインナーカラーをしたい」など、目的や予定はしっかりと美容師さんに伝えましょう。最初の施術時に「次に染めるときどんな髪形にしたいのか」を美容師さんに相談しておくと安心です。
インナーカラーの色落ちを防ぐ方法
キレイな全体染めをしたいなら、インナーカラーの色落ちを防ぐことが大切です。こちらの章では、インナーカラーの色落ちを防ぐ方法について解説します。
カラー専用のシャンプー・トリートメントを使用する
インナーカラー後は、退色を防ぐカラーケア専用のシャンプーやトリートメントを使って、色落ちと髪の傷みを防ぎましょう。
カラーヘア専用のシャンプーには、以下の特徴があります。
アミノ系成分(低刺激)
毛髪保護成分(髪の補修、補強)
色素の流出を防ぐ(メラニンの結合、色味の定着)
普通のシャンプーでは洗浄力が強すぎて、色抜けが早くなります。カラーケア専用のシャンプーは、低刺激のアミノ系シャンプーが多いのでカラーの退色もゆるやかになり、綺麗な髪色を維持できます。
全体の色落ちを防いでおけば、次染めるときもキレイな状態がキープできますよ。
2024年最新のカラーケア用おすすめシャンプーは、以下の記事で紹介しています。
シャンプーは頭皮をメインに
インナーカラーをした当日は、シャンプーを控えるように美容師さんから言われました。
インナーカラーは髪の毛に馴染むのに24時間ほどかかります。当日のシャンプーはもちろん、水を流すだけでもカラー剤が流れ出てしまうため、当日はシャンプーを控えましょう。
シャンプーする時は頭皮をメインに洗うのがポイント。
- シャンプーの前に丁寧にブラッシングしてほこりや汚れを落とす
- シャンプーをつける前にお湯で予洗いする
- シャンプー剤を泡立ててから頭皮と髪につける
- 頭皮を中心に指の腹でくるくると馴染ませるように、優しく洗う
- シャンプーはしっかり洗い流す
髪の毛の汚れは予洗いで9割の汚れを落とせます。また、髪の毛同士をこすって摩擦が生じると、カラー剤が流れ出してしまうため丁寧に行いましょう。
トリートメントやコンディショナーは頭皮に付けないように気を付けて、タオルドライではゴシゴシ擦らず水分を吸い取るようにタオルを優しく押し当てましょう。
しっかり乾かす
シャンプー後は、髪の毛が濡れた状態で放置してしまうと、キューティクルが開きカラー剤の成分が逃げやすくなります。洗髪後はすぐにドライヤーで髪の毛をしっかりと乾かしましょう。
また、乾かす際には根元を中心に乾かしてから髪全体を乾かすようにし、最後は冷風でキューティクルを閉じてあげるとまとまりのあるツヤ髪に近づけます。
洗い流さないトリートメントで髪を保護する
髪を乾かす前や外出する時は、アウトバストリートメントを使用して、髪の毛を保護しましょう。ドライヤーの熱は、色の退色やダメージにつながります。
楽天市場「トリートメントランキング」はこちら>>特にオイルタイプのアウトバストリートメントは髪の広がりも抑えてくれるので、痛みがでやすいインナーカラーの髪のケアにぴったりです。また、流行りの濡れ髪スタイリングもできるので、1本持っておくと重宝しますよ。
美容師さんにオススメしてもらったオイルがこちら
意外に見落としがちなのが、ちょっとした外出時の髪のケア。髪の毛になにもつけずに外出していませんか?
実は、買い物など短時間の外出でも紫外線を浴びてしまった髪は、色が抜けやすく傷みや抜け毛の原因になります。
- アウトバストリートメント
- 紫外線用スプレー
- ヘアクリーム
などをつけて次に染めるときまでキレイな髪を保ちましょう。
まとめ
インナーカラー後に次に染めるときは全体染め?どうしたらいい?という不安は解消されましたか?インナーカラー後の髪は、しっかりとケアを行えば全体染めが可能です。
できるだけダメージを少なくするため、上記の方法を実践してあなたの素敵な髪を維持しましょう!いつもの髪形にインナーカラーをプラスして、オシャレを楽しんでくださいね!
ご覧いただきありがとうございます。