大学受験を控えたお子さんを持つ親御さんへ。
2人の息子たちが大学受験を経験した筆者が、受験期に直面したさまざまな体験をもとに、受験を乗り切るヒントをお伝えします。
この記事では、SNSを通じて受験期の子どもたちの親に対する本音を深掘りし、受験生たちが親に対して抱くリアルな不満を検証します。同時に、親が受験に伴うストレスをどのように抱え、それを乗り越えるための対処法を紹介します。
この記事を読んで、よりスムーズな親子関係を築く手助けができれば嬉しいです。
私も子どもによく「無知」と言われました!
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受験生が抱える親への本音
受験生が発信するSNSを検証すると、親がうざい・無知・しんどいといった口コミが見受けられます。子どもたちは、親に対してどのような感情を抱いているのでしょうか、その深層に迫ります。
親が過干渉
- マジで親うざい。受験対策してないとか、してるんですけど。見てもないのに言うなよ
- 受験期で頑張って勉強してるのに「今日全くやってないやん。次成績落ちたらスマホ没収やからな」とか言ってくる。小さい事をグチグチ怒ってくるし、まじでうざい
- 親が最低でも450後半は取れと言ってくる。本当にうるさい。それがプレッシャーになって点が伸び悩んでいるのに、うざい。
- 受験のこと親は全部私のことを思って言ってくれてるんやろうけど、どうしてもそれが一番のストレスになるんほんまに無理、しんどい
受験生の立場から見ると、過干渉な親に対して「うざい」と思う場面が多くあります。例えば、
- もっと勉強しなさい
- スマホばっかり触ってないで
- また休憩?
このような日常の声かけは、親の心配をよそに、子どものやる気を削いでしまいます。また、親の過度な期待も子どもには大きなストレスです。
親が子供の成功を望む一方で、それが逆にプレッシャーとなり、「モチベーションが上がらない」・「点数の伸び悩み」につながります。
親が無知
- 親が受験の方式知らないのほんとにうざい
- 親が受験に対して無知すぎてイライラする
- 受験したことない父親にあれこれ上から目線で言われてしんどい
- 親が受験をまともにしたことないのに、傾向や配点について色々言わないで欲しい
- あまりの数学の出来なさに絶望した親が数学の参考書を大量に買ってきたけど、受験したことないのに買うからミスってる。普通に理系の赤本渡された
- 大学受験したことない親、「共通テストより私大の方が難しいんでしょ?」って言われた。いや普通に共テむずいけど無知すぎる
- センターの勉強もしたことない親に勉強の文句言われるとモチベ下がるだけやから本気でやめてほしい
「親の無知」による受験生のイライラの声が寄せられています。
親が受験の方式や傾向について正確な知識を持たない状態で、細かいことに口を挟むことが受験生にとってはストレスとなっているようです。
我が家も子どもから、
「文系の人に理系のことは分からない」
「受験したことないのにあれこれ言わないで」
と言われた覚えがあります。
現代は、我々親世代から比べると、受験制度はもちろん、大学の位置づけや意味合いは、大きく変化しています。受験生の親は保護者として、正しい情報収集が必須です。
進路に関する書籍やウェブサイト、高校や塾の進路ガイダンスに積極的に参加するなど、知識をアップデートしましょう。思い込みや昔の情報だけで、子どもに意見するのはやめましょう。
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受験に無関心
「みんな親から受験校のことで干渉されたり心配されてるの正直少し羨ましいなって思って見てる。親は元々受験にも無関心だし、高校を卒業して数年経った今、応援はしてくれるけど自分の決断にはもう賛成も反対もされない」
「昔から成績表とか大学受験とかに無関心だったから、少しは口出しとかしてほしい、将来について一緒に考えてほしい、甘いかな?自分のことなんだから自分で決めろって感じだよね」
親が過干渉でうざいと言われる一方で、受験に無関心な親も問題視されています。無関心な親の中には、子どもとどのように距離を取ればいいか分からない人もいるでしょう。
しかし、受験に対して不安がある時に、一番近くで相談に乗ってあげられるのは親です。子どもが進路に迷った場合、突き放すような言動を取ってしまうと、必要以上に不安をあおる結果となります。
そのため、受験生が抱える悩みや不安に寄り添い、お子さんと積極的に関わりサポートすることが大切です。
比較する・価値観を押し付ける親
私には4歳年上の姉が既に受験を経験して成功しているせいか、親が妙に受験に対しての私の態度に意見します。私は難関大学を目指しています。1月からは3年生は受験ということで自宅学習になりました。そのため家にいることが多くなったのですが…親の攻撃的な言葉がはっきり言ってストレスに感じています。(Yahoo!知恵袋)
私の親は、二人とも国立出身でかなり学歴があり、父は弁護士です。しかし、私は勉強が本当にできません。なのに、親は勉強してないからできないんだ。早稲田なんてバカでも受かる。など私が勉強できないことを理解してくれません。(Yahoo!知恵袋)
親としては、やる気や負けん気を出して欲しいという気持ちから、子どものために他者と比較しているかもしれません。しかし、兄弟や親戚、友だちと比較すると、受験生は努力しても無駄だと思い自分に自信が持てなくなります。
また、大学受験を経験した親に多いのが、自分の価値観や進路を押し付ける行為です。親が子供に対して期待を抱くことは理解できますが、その期待が過度になりすぎると、子どもは自分を責めることになり、ストレスを感じてしまいます。
まずは、お子さんのペースを尊重し、一緒に考えることが大切です。
受験生の親が抱えるストレス
大学受験は受験する本人が一番大変ですが、親にとってもストレスやしんどい状況を引き起こす恐れがあります。こちらの章では、受験生の親が抱えるストレスについて解説します。
受験生の親の声
- 子どもの大学受験、マジ不安。親がどこまで見守るべきなのか分からない
- 子供もストレスがあるだろうけど親のストレスもかなりのもの。大学受験は長期戦だし、体調崩さないようにと気を遣い続けるのも大変
- 大学受験なんて本人が頑張るしかないから見守るって一番ストレスたまる
- 受験って本人次第だけど、やっぱりメンタル疲れるね。遅寝早起きでそろそろ限界
- 大学受験だから親の出番も少ないけど、お金を出すのは私達なんで。親のストレスを解消して娘のサポートを頑張るしかない。
受験生の親のストレスは、以下のようなことが挙げられます。
- 経済的な負担
- 子どもに対する過度な期待
- 子どもの進路への不安
- コミュニケーション不足
受験期に差し掛かると、塾の費用や参考書代など多くの費用が重なります。それに付け加え、子どもへの過度な期待や進路への不安がストレスとなることもあるでしょう。
また、お子さんとのコミュニケーション不足も、親のストレスを生む原因となります。
親のストレス対処法
子どもの大学受験は、親にとっても大きなストレスの原因となります。大学受験は長期戦です。
こちらの章では、親のストレス対処法について実体験をもとに解説します。
見守りすぎず、適度なサポート
親も子どももストレスなく受験期を乗り越えるには、適度なサポートが大切です。
【具体例】
- 買い物や外食に連れ出す
- おやつや夜食を準備する
- さりげなく休憩を促す
- 共通の趣味や興味を見つける
缶詰め状態の受験生は、外食や買い物に連れ出すと、リフレッシュ効果が期待できます。お子さんの好きなおやつや夜食を用意してあげると、眠気覚ましややる気アップの効果も期待できます。
ちなみに我が家は大好きなファーストフードを週1で頼んでいました!
また、受験とは関係のない共通の趣味や興味を見つけ、楽しい時間を共有することもお互いに良い刺激になりますよ。模試の偏差値や学習時間を気に掛けるのではなく、息抜きにつながるサポートをしましょう。
親のストレスを認識し、発散する
受験生の親は、長期間にわたる受験に巻き込まれ、しんどいと感じることもあるでしょう。受験シーズンだからといって、
保護者の方は過度に行動を制限する必要はありません。
親もいつもの生活を楽しみ、趣味や運動、友達との交流など、息抜きの場を見つけましょう!
受験生の親同士で愚痴り合うのもおすすめです。
専門家の力を借りる
受験に行き詰まらないためにも、塾や予備校などプロの力を借りることも重要です。塾にはこれまで多くの受験生を送り出してきた実績があり、莫大な情報やデータが蓄積されています。
専門家の力を借りれば、生徒の能力を正しく見極め、合格への道筋がはっきりと見えるようになります。
親の古い情報や価値観にとらわれず、正しい情報のもと受験をスタートさせましょう。
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子どもの意思を尊重する
子どもの志望校と親が理想とする大学にギャップが生じると、受験が困難になることがあります。また、親主導で物事を進めると、子どものやる気を削いでしまう可能性も。
まずは、お子さんの意思をできる限り尊重し、余計な口出しを避けるのがベストです。
- 塾や予備校選びは本人の希望を第一に
- 志望校の相談には乗るが親の無理強いはしない
- 模試結果に一喜一憂しない
このように冷静に対処することで、受験を成功に導くことができるでしょう!
子どもが嬉しいと感じた親のサポート
(画像引用:ICT)
受験経験者によるアンケートによると、子どもが嬉しいと感じた親のサポートは、以下の通りです。
- 食事や送迎など日常的なサポート
- 口を出さず見守ってくれた
- 塾・予備校の費用を出してくれた
- 進路先について口出しをしなかった
- 勉強の頑張りを褒めてくれた
- 勉強の息抜きの時間を作ってくれた
「口出しをしなかった」という声もあるように、親は見守る姿勢が大事ということが分かります。普段と変わらぬ態度でお子さんと接し、息抜きの時間を作るなど必要な部分を陰からサポートしていきましょう。
大切なのは親が無理しないこと
初めて受験生の親になる方はもちろん、既に上のお子様で大学受験を経験した方でも、親の不安やストレスはつきものです。受験生の親として過度に力みすぎてしまうと、お子さんはそれを察して、返って本人がプレッシャーを感じてしまう場合があります。
「受験生の親はこうあらねば」という思いにとらわれすぎず、リラックスした気持ちで無理せず受験を共に乗り越えましょう。ご覧いただきありがとうございます。
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